Boat-Practice

茅原悠紀|沈黙のスナイパー、その冷徹な勝負手と機械仕上げの芸術性(8月20日更新)

選手プロフィール

  • 登録番号:4418/期:99期
  • 支部:岡山(出身:岡山)
  • 生年月日:1987年7月11日/171cm・56kg・A型
  • 期別成績(2024/11/01〜2025/04/30):勝率8.88/2連対率67.5%/平均ST0.14/出走108/優出9/優勝4

レーススタイルや整備の特徴(データの輪郭)

  • イン(1コース)の説得力が圧巻:1コース1着82.5%(63)/2連85.7%/3連93.7%。今期(当期集計)も1着87.5%(32)/3連100%と“取りこぼし最少”の白いエンジン。
  • カドの破壊力:4コースは直近1年で1着36.4%(37)/2連78.8%/3連90.9%。今期は1着47.0%(20)/3連100%まで上昇し、仕掛けが鋭い。
  • 外の粘り:5・6コースは“頭”の頻度は低下(5=1着16.1%、6=11.5%)も、3連対率は各71.0%/65.4%と道中の捌きで舟券圏を確保。
  • 大舞台対応:SG/G1でも1コース1着82.8%3連96.6%。4コースも1着30.0%/3連90.0%と一撃+安定の両立が目立つ。

1コース進入時

  • 1着82.5%(63)/2連85.7%/3連93.7%。今期は1着87.5%でさらに鉄壁。
    → 結論:「逃げ本線」
    。番組次第では“相手探し”一択。

2コース進入時

  • 1着32.4%(37)/2連56.8%/3連81.1%
    → 結論:刺しの決定力は十分。相手本線〜頭まで狙えるレンジ。

3コース進入時

  • 1着43.2%(37)/2連70.3%/3連91.9%
    → 結論:まくり差し(外から握って差しに切替)で“頭”が量産できるゾーン。買い増し推奨。

4コース進入時

  • 1着36.4%(直近1年は(37))/2連78.8%/3連90.9%今期1着47.0%(20)
    → 結論:カド一撃+道中押し切り。近況は“頭〜連対”の厚みが最大の買い場。

5コース進入時

  • 1着16.1%(直近1年は(33))/2連38.7%/3連71.0%
    → 結論:頭は抑え程度。2・3着付けで配当の底上げ役。

6コース進入時

  • 1着11.5%(直近1年は(26))/2連38.5%/3連65.4%
    → 結論:3連対の押さえが基本。展開嵌まりで“穴の頭”もわずかに。

大舞台(SG/G1)の顔つき

  • 1コース1着82.8%(29)/2連89.7%/3連96.6%
  • 2〜4コース:1着=26.9%/31.6%/30.0%で決定力は高水準。
  • 5・6コース:1着0.0%/11.1%だが、3連57.1%/66.7%で舟券圏は確保。
    → 結論:SG/G1は「イン=頭本線」「3・4コース=頭も」「5・6=連下中心」が基本の買い筋。

直近の節間ハイライト(過去3節)

  • 児島|第43回天領杯(2025/8/16–21):ここまで1着22.2%/2連66.7%/3連77.8%/平均ST0.13選抜→準優と堅実にシリーズ牽引。
  • 芦屋|日本MB選手会会長杯(2025/8/7–11)1着57.1%/2連71.4%/3連100%/平均ST0.11DR1枠逃げ6→5進入のまくり差し1着もあり、自在性を誇示。
  • 徳山|SG オーシャンカップ(2025/7/22–27)1着33.3%/2連44.4%ドリーム2枠1着予選1枠1着と要所で白星。

強みと課題(総括)

  • 強み
    インの絶対値(1コース1着82.5%/3連93.7%)、② 3・4コースの決定力(3=1着43.2%、4=1着36.4%、今期は4コース1着47.0%)、③ 大舞台でも崩れにくい(SG/G1の1コース3連96.6%)。
  • 課題
    ④〜⑥の外枠“頭”頻度(5=1着16.1%、6=11.5%、SG/G1の5=0.0%)。番組と機力が噛み合わない日は連下評価が基本。

舟券ヒント(実運用)

  • 1枠=頭本線。ヒモは差し巧者+地元勢を絞って。
  • 3・4枠=頭含め厚め(特にカドは一撃+残しの両狙い)。
  • 5・6枠=連下/3着厚めで点数調整。
    いずれも直近1年+今期の傾向に準拠。

今後の展望と出場予定

この先は若松SGメモリアル(8/26–31)→平和島G1(9/4–9)→鳴門G1(9/13–18)→多摩川G1(9/29–10/4)→津SGダービー(10/21–26)とトップ舞台が続行。イン番組での“取り切り”と、近況好調のカド攻めでタイトル戦線に顔を出すシナリオは十分。

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