瓜生正義|静かなる勝負師の真髄(8月26日更新)
選手プロフィール
- 登録番号:3783/期:76期
- 支部:福岡(出身:福岡)
- 生年月日:1976年3月5日(49歳)/158cm・55kg・A型
- 期別成績(集計:2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.89/2連対率41.9%/平均ST0.15/出走105/優出1/優勝1。
レーススタイルの輪郭(データで読む)
まず柱はインの高さ。直近1年の1コース1着率68.6%(51)/2連90.2%/3連96.1%/ST0.14で、「白=相手探し」に切り替えやすいタイプです。一方で外枠は5コース1着12.8%(39)/6コース1着0.0%(30)と“頭”はシビア。連下(2・3着)での拾い方が基本線になります。
コース別の現在地(直近1年ベース)
- 1コース:1着68.6%/2連90.2%/3連96.1%/ST0.14 → 逃げ本線。取りこぼし最少域。
- 2コース:1着26.8%/2連48.8%/3連73.2%/ST0.14 → 刺し“頭”は選別。相手本線が軸。
- 3コース:1着11.4%/2連40.0%/3連54.3%/ST0.15 → まくり差しの刺さり待ち。連下厚め。
- 4コース:1着10.3%/2連38.5%/3連53.9%/ST0.14 → カド一撃は控えめ、2・3着付け中心。
- 5コース:1着12.8%/2連35.9%/3連59.0%/ST0.15 → 展開合致で浮上。連下〜3着で妙味。
- 6コース:1着0.0%/2連6.7%/3連20.0%/ST0.16 → 頭は切り、3着押さえが現実的。
参考:今期は1コース1着81.8%(22)/3連95.4%と“白”の説得力がさらに増幅。好枠を引いた日の信頼度は依然高めです。
SG/G1での顔つき
グレードが上がっても1コースは1着66.7%(33)/2連87.9%/3連93.9%と十分に買える水準。外枠は2〜6コースの1着=17.2%(29)/10.7%(28)/4.0%(25)/3.6%(28)/0.0%(29)で“頭”が渋く、「イン=頭本線/外=連下厚め」が基本の買い方になります。
直近3節の足跡(ハイライト)
- 芦屋|九州スポーツ杯争奪オール九州選抜戦(2025/8/16–21):1着40.0%/2連80.0%/3連90.0%/平均ST0.16。1・2枠を取り切り、準優1枠も勝ち切って優出2着。
- 三国|開設72周年 北陸艇王決戦(2025/7/31–8/5):1着11.1%/2連55.6%/3連77.8%/平均ST0.14。最終日の特別選抜戦は1枠で逃げ切り。
- 徳山|SGオーシャンカップ(2025/7/22–27):1着11.1%/2連22.2%/3連55.6%/平均ST0.14。序盤に2枠差し1着で存在感。
今節(若松SG)モーターの素性
モーター14号機/前検6.86秒、2連対率44.6%・3連対率55.0%(直近1か月)。数値は“中堅上位の連対力”レンジで、白や中枠での取り切りを後押しするプロファイルです。
強みと課題(総括)
- 強み:①白カポックの説得力(直近1年:1コース1着68.6%/3連96.1%)、②グレード戦でもインは信頼域(SG/G1:1コース1着66.7%/3連93.9%)、③平均STが1〜4コースで0.14〜0.15と整い、取りこぼしが少ない。
- 課題:⑤・⑥枠の勝ち切り頻度(直近1年:5=12.8%、6=0.0%)。外は連下中心で設計し、相手・点数配分でリスク管理。
舟券ヒント(実運用の型)
- 1枠=頭本線。ヒモは差し巧者+地元勢で絞る。
- 2枠=相手本線(機力が上なら“刺し頭”も)。
- 3〜4枠=連下厚め(刺さる日だけ頭を少点数)。
- 5枠=連下/3着中心、6枠=3着押さえで配当を拾う。
いずれも直近1年+SG/G1データに基づくセオリーです。
出場予定と展望
この先は住之江G1 高松宮記念(9/8–13)→蒲郡G1 開設70周年(10/5–10)→江戸川MB大賞(10/14–19)などのビッグ舞台が続行。戦略はブレずにインの取り切り。外を引いた日は連下拾いでシリーズ点を積む——この“勝てる形”が、ここからの秋競走でも軸になります。