篠崎元志:華麗なスタートと冷静な駆け引きが光る、玄人好みの技巧派レーサー(8月27日更新)
選手プロフィール
- 登録番号:4350/期:96期
- 支部:福岡(出身:福岡)
- 生年月日:1986年2月28日(39歳)/170cm・53kg・A型
- 期別成績(2024/11/01〜2025/04/30):勝率7.03/2連対率44.9%/平均ST0.13/出走149/優出6/優勝0。
レーススタイルの輪郭(データで読む)
まず柱はイン(1コース)の説得力。直近1年で1着69.4%(62)/2連79.0%/3連88.7%/ST0.12と“取りこぼし最少域”。一方で②コースは連対の厚み(2連51.3%)があり、刺し→抜け出しの再現性が高いのが篠崎の色です。ナイター時は2コースST0.10/4コース0.11/5コース0.09まで鋭化。暗くなるほど発進のキレが増すタイプと言えます。
1コース(イン)
- 1着69.4%(62)/2連79.0%/3連88.7%/ST0.12
→ 結論:「逃げ本線」。白カポック=相手探しで組み立てやすい。
2コース
- 1着15.4%(39)/2連51.3%/3連71.8%/ST0.12(ナイターST0.10)
→ 結論:刺し主体で“連対厚め”。機力優勢日やナイターは“頭”まで視野。
3コース
- 1着21.6%(51)/2連43.1%/3連62.8%/ST0.14
→ 結論:まくり差しが刺さると頭まで。基本は相手本線〜連下厚め。
4コース
- 1着7.7%(52)/2連36.5%/3連59.6%/ST0.15(ナイター0.11)
→ 結論:日中は連下中心、ナイターのカドは格上げ。
5コース
- 1着3.0%(33)/2連24.2%/3連39.4%/ST0.12(ナイター0.09)
→ 結論:3着寄りで配当の底上げ。発進が噛めば中穴の芽も。
6コース
- 1着2.7%(37)/2連13.5%/3連27.0%/ST0.15
→ 結論:頭は切り。3連単は3着押さえが現実的。
大舞台(SG/G1)の顔つき
SG/G1でも1コース1着68.3%(41)/3連87.8%で白は超一級の信頼。外枠は3=1着8.6%/4=3.0%/5=0.0%/6=0.0%と“頭”が絞られるため、買い方は「イン=頭本線」「中外=連下中心」が基本線です。
直近の節間ハイライト
- 若松SG メモリアル(8/26〜)途中:初日9R=1枠1着(ST0.17)、4枠からは3着。シリーズ1着率50.0%/3連100.0%/平均ST0.17で上々の入り。
- 福岡|お盆特選(8/11–16):1着45.5%/2連72.7%/3連90.9%/平均ST0.13。DR1枠→1着、最終日も1枠で締め。
- 三国G1(7/31–8/5):1着11.1%/2連33.3%/3連55.6%ながら、最終日1枠で白星。
- 徳山SG オーシャンC(7/22–27):1着11.1%/2連22.2%。2日目1枠1着で存在感。
強みと課題(総括)
- 強み:①白の説得力(1コース:1着69.4%/3連88.7%)、②②コースの連対厚み(2連51.3%)、③ナイター時の発進強化(2=ST0.10/4=0.11/5=0.09)。
- 課題:④〜⑥枠の“頭”頻度(4=7.7%/5=3.0%/6=2.7%)。特に大舞台では外の決定力がさらに落ちるため、連下運用が賢明。
舟券ヒント(実運用)
- 1枠=頭本線。ヒモは差し巧者+地元勢で絞る。
- 2枠=相手本線〜押さえの頭(ナイターは評価↑)。
- 3枠=“押さえの頭”+連下厚め(まくり差し決着を想定)。
- 4〜6枠=連下中心(特に5・6は3着寄りで配当を足す)。
出場予定と展望
この先は住之江G1 高松宮記念(9/8–13)→びわこG1 びわこ大賞(9/17–22)→多摩川G1 ウェイキーカップ(9/29–10/4)とビッグ舞台が連続。番組に助けが効く白で“取り切る”こと、ナイターは②・4カドの速発進で上積みを狙う——この“勝てる形”でシリーズ点を積み上げたい。