関浩哉:自在に戦局を操る“若き勝負師”の真価(10月15日更新)
選手プロフィール
- 登録:4851/115期。1994年11月16日生・30歳、群馬支部。
- 期別成績:勝率7.76/2連対率51.9%/平均ST0.14/出走102/優出7/優勝0。出場予定は「津・ダービー(10/21〜26)→丸亀周年(11/7〜12)→徳山周年(11/16〜21)」。
レーススタイルと進入傾向
- 平均ST(直近1年/コース別):1=0.13/2=0.14/3=0.15/4=0.14/5=0.13/6=0.15。内と5コースが速め、6はやや慎重。
- 前づけ傾向:基本“枠なり”。
- 1枠→1コース100%/2枠→2コース83.3%(1=2.4%、3=14.3%)
- 3枠→3コース97.1%/4枠→4コース94.3%(5=5.7%)
- 5枠→5コース83.8%(4=8.1%、6=8.1%)
- 6枠→6コース82.9%(5=17.1%)
=大筋“読める進入”で、外枠はときどき内へ寄せる程度。
コース別の特徴(直近1年の実データ)
- 1コース:1着率73.3%/2連91.1%/3連95.6%。“全国級のイン鉄板”。平均ST0.13で取りこぼしは極小。
- 2コース:1着25.0%/2連63.9%/3連77.8%。差し本線で連は厚いが、頭は“約1/4”。
- 3コース:1着21.6%/2連43.2%/3連67.6%。まくり差しの決定力はあるが、勝ち切りは2割強。
- 4コース:1着16.7%/2連33.3%/3連69.4%。展開突きで“連下の柱”。頭は中穴帯。
- 5コース:1着15.4%/2連51.3%/3連71.8%。外からでも“連の厚み”が魅力(2連5割超)。
- 6コース:1着6.3%/2連15.6%/3連53.1%。大外は紐(3着)運用が現実的。
直近3節トピック(足色とリズム)
- 浜名湖「静岡朝日テレビ サンライズC」(10/8〜13):1着率70.0%、平均ST0.11。ドリーム含む“①量産”で準優1着→優勝戦は2枠②進入で6着。仕上がり良。
- 多摩川「G1ウェイキーカップ」(9/29〜10/4):準優6コースから“0.12”で1着の見せ場。シリーズ3連62.5%。
- びわこ「G1びわこ大賞」(9/17〜22):1枠2勝を含む1着率30.0%。出入りはありつつも要所は締め。
得意水面のヒント(場別)
- 津:勝率8.19/複勝66.7%/3連83.3%/平均ST0.14=“相性◎”の舞台(ダービー開催地)。
- 下関:7.75/58.3%/83.3%/0.15=ナイターでも安定。
- 鳴門:7.97/60.0%/80.0%/0.14=伸びが出る静水面で強い。
- 常滑:7.88/61.2%/83.6%/0.16=先手必勝がハマる水面。
- 丸亀:7.65/61.4%/75.4%/0.15=押し切り・差しの両輪で再現性高。
強みと課題(総括)
- 強み
- イン最強クラス:1コース“1着73.3%・2連91.1%・3連95.6%”。節間の“絶対軸”。
- 外の連対力:5コース“2連51.3%・3連71.8%”は高水準で、紐の信頼度が高い。
- 進入が読みやすい:枠なり主体でフォーメーションが組みやすい。
- 課題
- 3・4コースの“頭効率”は2割前後。G1級ではここを取り切れるかがカギ。
- 6コースの頭は薄め(6.3%)。狙うなら“内のもつれ×自分の起こしが軽い日”に限定。
こんな買い方がハマる
- 1コース:頭固定が基本。相手は“攻撃力×連対力”で5→2→3の順に厚め(5の2連>2>3を評価)。
- 2コース:2着本線(1–2、2–1–3/5)。差し届きのサインは展示の回り足。
- 3コース:1–3/3–1の往復。頭は絞りつつ、4・5を紐で厚め。
- 4コース:基本は連下。展示で“伸び○ or ST順上位”が見えた時だけ頭少点数。
- 5・6コース:5=連軸寄りで有効/6=3着押さえ中心。内寄せ進入(6→5)気配は評価アップ。
今後の展望とまとめ
直近は浜名湖での“①量産”→多摩川G1準優“6コース一撃”と、機力・スタートとも上向き。ダービーの舞台・津は場別数字が優秀で、内枠を引けば主役面は濃厚。買い手は「イン=絶対軸」「5=連軸強め」「3・4=展示次第で頭を少点数」を基本形に、当日の展示タイムとST順位で微調整していこう。