辻栄蔵:変幻自在な“広島のレジェンド”、対応力と実戦力で支えるA1安定型(10月7日更新)
選手プロフィール
- 74期/広島支部(広島)、1975年3月23日生・50歳、168cm/53kg/O型。
- 今期(集計:2024/11/01〜2025/04/30):勝率7.44/2連対59.4%/平均ST0.17/出走111/優出6/V3。
レーススタイルと骨格
結論はシンプル。「1=取り切る、外は“連で仕事”、角は時折一撃」。
- 1コースは1着77.2%/2連95.4%/3連100%。迷ったら本線固定でOK。
- 3〜5コースは“頭”は控えめ(3=21.0%/4=17.6%/5=5.5%)だが、3連=3:68.4%/4:64.7%/5:66.6%で相手作りに有効。
- 平均STは今期1=0.16/3=0.17/4=0.19/5=0.14。角は踏み込みより展開勝負の色合い。
1〜6コース進入時の特徴(今期)
- 1コース:1着77.2%/2連95.4%/3連100%(出走22)…絶対本線。まずここを基軸に。
- 2コース:1着22.7%/2連72.7%/3連86.3%(22)…差し残し=相手本線。
- 3コース:1着21.0%/2連52.6%/3連68.4%(19)…連厚め、頭は展開次第。
- 4コース:1着17.6%/2連52.9%/3連64.7%(17)…角の“連動”で相手に厚み。
- 5コース:1着5.5%/2連33.3%/3連66.6%(18)…ヒモ評価が現実的。
- 6コース:1着7.6%/2連30.7%/3連46.1%(13)…押さえまで。
進入(前づけ)傾向
- 枠なり基調。1枠→1コース95.8%/2枠→2コース92.9%/3枠→3コース94.1%/4枠→4コース100%。
例外は5枠→4コース6.3%/6枠→4・5コースへ計約27%程度。=番組想定が崩れにくいタイプ。
グレード別の手触り(一般戦 vs. SG|G1)
- 一般戦:1着率〔1=66.7%/2=30.8%/3=23.5%/4=20.8%/5=10.0%/6=5.6%〕、3連対率も1=100%と盤石。=「1=本線/2・3・4=相手本線」が王道。
- SG|G1:1着率〔1=53.3%/2=12.5%/3=0.0%/4=11.1%/5=0.0%/6=0.0%〕、1の3連=86.7%。=記念は1軸固定+(2・4)押さえがデータ的。
場別の相性(抜粋)
- 宮島:勝率7.58/複勝58.8%/3連78.3%/平均ST0.16(ホーム水面)。
- 戸田:勝率7.92/複勝64.0%/3連88.0%。
- 蒲郡:勝率7.80/複勝70.0%/3連73.3%/平均ST0.13。=スロー寄り&静水面で再現性が高い。
過去3節のリズム(ダイジェスト)
- 住之江「日本MB選手会会長杯争奪2025ダイスポJC」(9/17–21):1着16.7%/3連83.3%/平均ST0.15。道中力で連を重ね、一般特別戦1枠→1着。
- 平和島「トーキョー・ベイ・カップ」(9/4–10):1着12.5%/2連50.0%/3連87.5%/平均ST0.12。準優3枠→2着で優出3着。
- 若松「ボートレースメモリアル」(8/26–31):1着11.1%/2連33.3%/3連44.4%。1枠で1勝、大舞台は連で粘る内容。
ナイター・STのヒント
- ナイター平均ST:1=0.15/3=0.15/4=0.16/5=0.19/6=0.11。=夜は内&三が締まる一方、6の踏み込みが鋭い日の“3着押さえ”が有効。
強みと課題(要点整理)
- 強み
- インの規格外:今期1=1着77.2%/3連100%で節の軸を一本で作る。
- 枠なり安定:前づけ色が薄く、番組通りに買い目設計がしやすい。
- 角の連動性:4=2連52.9%/3連64.7%で相手筋を作れる。
- 課題
- 外枠“頭”の薄さ(5=1着5.5%/6=1着7.6%)。頭は基本カットでOK。
- 記念での決定力分布:SG|G1は1以外の頭が薄い→内寄せの割り切りが必要。
舟券フォーマット(実戦メモ)
- 標準:〔1=絶対本線/2・3・4=相手本線/5・6=ヒモ〕。
- 記念(SG|G1):〔1軸固定+(2・4)〕でスリムに。3の“頭”は抑えまでがデータ的。
- ナイター補正:1&3のSTが締まる→〔1-3/1-2-3-4軸〕+6の3着押さえで配当拾い。
出場予定と展望
- 津:第72回ボートレースダービー(10/21–26)→びわこ(10/31–11/3)→戸田G1(11/12–17)が掲載。記念は“1軸寄せ”が最適解。一般戦では2・3・4の連動で点数を組み、角の上積みが見えた日だけ頭を厚くするのが今の勝ち筋です。