2025年7月25日徳山12Rの展開予想
1.レース背景と注目ポイント
発走予定:16:45 締切。予選最終戦ということで、勝負駆け選手の意地と戦略がぶつかる重要な一戦です。徳山水面はイン逃げ優勢が顕著で、1コース決まり手率は60%超。混戦展開にならなければ、逃げ・差しの基本形が中心となります。ただし、ここには峰竜太、桐生順平、渡邉和将ら自在な戦いが得意な選手が揃い、展開読みや水面状況に注目が必要です。まずは峰竜太のイン逃げを軸に、桐生・渡邉の差しやまくり差しをどう絡めるかが鍵です。
2.出走メンバーと気配/脚質分析
コース | 選手 | 支部 | 特長と気配 |
---|---|---|---|
1 | 峰 竜太 | 佐賀 | 勝負駆け。慎重スタートでひと押し。ベスト18入りがかかる一戦。柔軟な展開力と経験値で主導権握る |
2 | 桐生 順平 | 埼玉 | 冷静にセーフティ走法、道中バランスよく立ち回る差し重視型。 |
3 | 渡邉 和将 | 岡山 | 徳山相性良好。差し・まくり差し自在。近況整備が良化、展開動けば前頭浮上期待 |
4 | 片岡 雅裕 | 香川 | 調整形。自在な旋回と展開対応で3着圏常連。攻撃的な差し場面も見える |
5 | 辻 栄蔵 | 広島 | 地味ながら安定型。展開余波で3着圏に残る可能性もある |
6 | 深谷 知博 | 静岡 | 6号艇ながら伸び・回りに評価あり。混戦展開や引き波対応できれば差しから浮上も◎ |
3.展開想定と決まり手パターン
パターン① 峰竜太のイン逃げ(決まり手:逃げ)
勝負駆け意識と経験値が噛み合えば安定逃げに。スタートと1M先マイが鍵。
パターン② 桐生順平の差し返し(決まり手:差し)
峰がわずかに掛かり気味なら、2コース桐生が差し返しで割り込む展開。安全圏から主導権奪取も現実味。
パターン③ 渡邉和将のまくり差し/差し(決まり手:まくり差し/差し)
3号艇から展開を作り切れれば、1着突き抜けもあり。徳山相性・気配良化をみせている点が追い風。
パターン④ 片岡/深谷の外枠追い込み(決まり手:差し)
混戦展開や内折れが発生すれば、4・6号艇の脚が活きる可能性も。特に深谷は調整評価上々のため、3着絡みで押さえておきたい。
4.舟券戦略とフォーメーション提案
◎本線構成(堅実型)
1 → 2 → 3/4
峰逃げ、桐生差し、渡邉3着押さえ。堅め構成の3連単フォーメーション。
○中穴構成(幅も取りつつ)
1 → {2,3} → {2,3,4,6}
差し構図の入れ替えと、外枠深谷の3着絡みもカバーしたバランス型。
△穴狙い構成(荒れ狙い)
3 → 1 → {2,4,6}
渡邉のまくり差し1着→峰追走→深谷絡みなど、大波乱に備える構成。
5.最終判断に必要な補足観察ポイント
- 峰竜太のスタート精度:攻め型ではない分、掛かりや遅れがそのまま展開を左右。
- 桐生の道中対応:峰との間合い、2マークの回り状況を要確認。
- 渡邉の気配・力強さ:展示・周回から脚力の整い具合を見極めたい。
- 深谷の引き波耐性と回り足:混戦時の外突込みを視野に。
- 潮位・風・満潮タイミング:差し有利か逃げ方有利か、全体展開を左右する要因。
6.まとめと結び
本命筋は 峰竜太のイン逃げ。2号艇桐生の差し返し、3号艇渡邉のまくり差しによる展開バランスが焦点です。穴要素としては深谷の6号艇からの差し展開も含んだ広め買いが妙味。
- 本命型:1→2→3/4
- 中穴型:1→{2,3}→{2,3,4,6}
- 荒れ狙い型:3→1→{2,4,6}
締切直前には展示タイム、スタート気配、風・潮情報を再確認し、最終判断を行ってください。