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守屋 美穂(もりや・みほ)—“女子戦のイン説得力+自在捌き”、勝ち筋は今も太い

選手プロフィール

  • 登録番号:4482/期:101期
  • 支部:岡山(出身:岡山)
  • 生年月日:1989年1月20日(36歳)/154cm・45kg・B型
  • 期別成績(2024/11/01〜2025/04/30):勝率7.56/2連対率65.4%/平均ST0.15/出走136/優出10/優勝2

レーススタイルの輪郭(データで読む)

まず柱はイン(1コース)の高さ。直近1年で1着率76.3%/2連対率88.2%/3連対率96.1%と“取りこぼしにくい1号艇”を体現しています。女子戦に限定しても1コース1着率75.0%と説得力は不変。さらに2コース1着率51.7%(女子戦)という“差し勝ち筋”も魅力で、内の②コースからでも仕留め切るシーンが多いのが守屋の色。直近3ヶ月では4・5コースの1着率が各42.9%**と“外からの破壊力”も上向き。多彩さと安定感のバランスが取れた現状です。


1コース進入時

  • 直近1年:1着76.3%(76本)/2連88.2%/3連96.1%
    → 結論:「逃げ本線」。女子戦・混合戦問わず、舟券は相手探し。

2コース進入時

  • 直近1年:1着42.5%(40本)/2連77.5%/3連92.5%
  • 女子戦:1着51.7%と“刺し切り”が強力(※刺し=内差しでの決まり手)。
    → 結論:頭まで十分。イン信頼の相手本線に置くと期待値が高い。

3コース進入時

  • 直近1年:1着32.4%(37本)/2連62.2%/3連81.1%
    → 結論:まくり差しの精度が数字に直結。頭—相手の分散が合う。

4コース進入時

  • 直近1年:1着22.2%(45本)/2連42.2%/3連64.4%
  • 今期は1着35.0%(20本)、直近3ヶ月も42.9%と一撃傾向が上昇。
    → 結論:カドまくり・まくり差しがハマる旬。頭も視野に。

5コース進入時

  • 直近1年:1着23.5%(34本)/2連38.2%/3連61.8%
  • 直近3ヶ月で1着42.9%(サンプル少)。
    → 結論:展開ひとつで穴の主役。連下厚め+頭の押さえが妙味。

6コース進入時

  • 直近1年:1着11.4%(35本)/2連28.6%/3連51.4%
    → 結論:頭は強気にしづらいが3連対の押さえなら十分価値。

今節の動きとモーター評価(児島)

  • 今節(2025/8/16〜21 児島「第43回天領杯」)の途中経過:1着率20.0%/2連40.0%/3連60.0%/平均ST0.10。序盤からドリーム戦3着→選抜1枠1着とキレ味を示しつつ、コース別に取りこぼしも最小限。
  • モーターNo.24を使用。2連対率54.8%/3連対率77.4%の素性は上位級で、引き続き機力の後押しが期待できる。

強みと課題(総括)

  • 強み
    インの絶対値(1コース直近1年:1着76.3%/3連96.1%)、② 女子戦②コースの決定力(1着51.7%)で“内の守屋”は盤石、③ 近況のカド・外の上昇トレンド(直近3ヶ月:4・5コース各42.9%)。
  • 課題
    ⑥コースの勝ち切り率(直近1年1着11.4%)はやや控えめ。大外を引いた日は3連圏の押さえに回すのが現実的。

舟券ヒント

  • 1枠=頭本線。相手は“差し巧者”中心に点数を絞る。
  • 2枠=頭〜相手本線。刺し目を厚く。
  • 4枠=頭も視野。流れ込む2・3着厚めが刺さりやすい。
  • 5・6枠=連下中心。特に5枠は展開一致で波乱要員。
    (いずれも直近1年+女子戦内訳の実績から)

今後の展望と出場予定

このあと若松SG 第71回メモリアル(8/26〜31)→児島オールレディース(9/8〜13)→びわこ 開設73周年記念・びわこ大賞(9/17〜22)とビッグシリーズが続きます。内枠での取り切りと、近況上向きのカド一撃で、勝率のさらに一段高い更新も十分射程。地元色の濃い番組では“守屋中心”の番組も増えるはずです。

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