Boat-Practice

畑田 汰一(はただ・たいち)—“白の説得力+②③の決定力”、ナイターは④⑤の踏み込みがスイッチ

選手プロフィール

登録番号:5042/期:122期
支部:埼玉(出身:東京)
生年月日:1998年10月26日(26歳)/176cm・54kg・A型
期別成績(集計:2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.82/2連対率53.9%/平均ST0.11/出走128/優出4/優勝0

レーススタイルの輪郭(数字で読む)

  • 白(1コース)の説得力1着78.9%(52)/2連84.6%/3連92.3%/ST0.10。まずは“頭固定+相手2〜3点”で取りにいける堅さ。
  • ②③の決定力:2=1着31.7%(41)3連80.5%(ST0.13)、3=1着31.7%(41)3連75.6%(ST0.11)。差し(②)とまくり差し(③)で“頭”を取り切るシーンがはっきり。
  • ④⑤は“連下厚め”が基本:4=1着17.4%(46)・3連67.4%/5=1着15.4%(39)・3連66.7%。頭はやや薄めだが、紐(2・3着)で稼げるプロファイル。
  • ナイターの発進傾向:平均STは4=0.08/5=0.08/1=0.11/2=0.13/3=0.13/6=0.12夜は④⑤の踏み込みが鋭い=買い目調整の合図に。
  • 前づけ傾向:ほぼ枠なり。2枠→2コース88.1%(1コース流入2.4%)、3枠→3コース92.3%。進入ブレは小さめ。

コース別の現在地(直近1年ベース)

1コース:1着78.9%(52)/2連84.6%/3連92.3%/ST0.10 → 逃げ本線。相手を2〜3点まで絞って取りにいける枠。
2コース:1着31.7%(41)/2連63.4%/3連80.5%/ST0.13 → 連軸+差し決着の日は“頭”十分。
3コース:1着31.7%(41)/2連65.9%/3連75.6%/ST0.11まくり差し決着で“押さえ頭+連下厚め”。
4コース:1着17.4%(46)/2連43.5%/3連67.4%/ST0.12 → カド一撃は控えめ。連動重視で相手厚め。
5コース:1着15.4%(39)/2連43.6%/3連66.7%/ST0.11 → “頭薄・紐厚”。3着寄りの配当要員。
6コース:1着7.4%(27)/2連14.8%/3連25.9%/ST0.13 → 頭は強く絞る。3連単は3着押さえ中心。

グレード別の顔つき(一般戦 vs. SG/G1)

  • 一般戦:1=81.8%(44)/2=33.3%(33)/3=32.3%(31)/4=20.6%(31)/5=13.3%(34)/6=9.5%(21)。買い目は「白=頭本線/②③=押さえ頭+連下厚め/外=紐中心」。
  • SG/G1:1=62.5%(8)で白は上級でも信頼。2=25.0%(8)/3=30.0%(10)は薄めの頭押さえ。4=8.3%(12)/5=22.2%(9)/6=0.0%(6)は“外頭を厳しく絞る”のがセオリー。2連・3連の柱は1(2連62.5%/3連87.5%)

直近の節間ハイライト(過去3節)

  • 平和島|開設71周年 トーキョー・ベイ・カップ(2025/9/4–10)1着22.2%/2連33.3%/3連44.4%/平均ST0.12。4日目9R=1枠→1着(ST0.05)/最終日前半3R=2枠→1着(0.08)と内で確勝。
  • 三国|日本トーター杯(2025/8/26–29)準優1枠1着1着42.9%/2連57.1%/3連71.4%/平均ST0.10。カニ坊選抜=1枠1着(0.08)→準優1枠1着(0.07)でシリーズ牽引。優勝戦は2枠6着。
  • 戸田|第48回戸田ボート大賞・サンスポ杯(2025/8/14–19)準V1着25.0%/2連62.5%/3連100.0%/平均ST0.13予選特別1枠1着(0.09)→優勝戦5枠2着まで粘走。

強みと課題(総括)

強み:①白の説得力(1=1着78.9%/3連92.3%)、②②③の“頭レンジ”(各1着31.7%)、③ナイターでの④⑤初動(夜ST=4・5とも0.08)。
課題外の“頭”頻度(5=15.4%/6=7.4%)。上位グレードでは4〜6の1着率が一段シビアのため、基本は紐(2・3着)運用で役割を限定。

舟券ヒント(実運用)

  • 1枠=頭本線/相手絞り(差し巧者&当地巧者で2〜3点)。
  • 2枠=“押さえの頭”+連下厚め(差し決着を明確に想定)。
  • 3枠=押さえ頭+連下厚めまくり差し決着の日は買い増し)。
  • 4・5枠=紐中心(ナイターは踏み込みデータを評価して“連下厚め”、頭は控えめ)。
  • 6枠=3着押さえ(頭は強く絞る)。

出場予定と展望

直近は鳴門G1 開設72周年(9/13–18)→宮島G1 第12回ヤングダービー(9/23–28)→蒲郡G1 開設70周年(10/5–10)→戸田(10/15–19)のタフローテ。白の取り切り+②③の決定力で得点を積み、ナイターは④⑤の初動(0.08)をテコに“押さえ頭+紐厚め”で精度を上げる——これが秋の勝ち筋だ。

← コラム一覧に戻る