Boat-Practice

イン鉄壁、“二差し・三差し”——4256・渡辺浩司の買いどころ

選手プロフィール

  • 93期/福岡支部(大分出身)、1983年11月13日生(41歳)/167cm・54kg・A型。
  • 今期成績勝率6.84/2連対率50.0%/平均ST0.13/出走144/優出5/V1

レーススタイルと骨格

結論からいうと、「インは要塞、2は差しで連、3は展開で拾う」が現在のフォーマット。

  • 1コースは1着75.0%・2連88.8%・3連91.6%で“まず本線”。
  • 2コース1着35.0%・2連55.0%・3連60.0%と差し残しの再現性が高い。
  • 3コースは1着16.6%ながら3連75.0%で“連絡み”は厚い。4・5も3連56.5%/59.0%と相手づくりに使えるゾーン。

1〜6コース進入時の特徴(今期)

  • 1コース1着75.0%/2連88.8%/3連91.6%(出走36)絶対本線。迷ったらここ。
  • 2コース1着35.0%/2連55.0%/3連60.0%(20)相手本線。差し・差し残しで連圏。
  • 3コース1着16.6%/2連45.8%/3連75.0%(24)連厚め・頭は展開次第
  • 4コース1着17.3%/2連43.4%/3連56.5%(23)展開絡みの相手
  • 5コース1着13.6%/2連27.2%/3連59.0%(22)ヒモ寄り(3着絡みで機能)。
  • 6コース1着0.0%/2連10.5%/3連31.5%(19)押さえまで。頭は基本カット。

グレード別の手触り(一般戦 vs. SG|G1)

  • 一般戦の1着率:1=80.7%/2=29.7%/3=20.6%/4=16.1%/5=16.7%/6=10.0%
    → 基本は「1=本線/2・3=相手本線/4・5=相手」で素直に組める。
  • SG|G1の1着率:1=81.8%/2=37.5%/3=18.2%/4=0%/5=0%/6=0%
    → 上位戦でも“1軸”は強固。外の“頭”は薄く、2・3の相手付けが現実的。

直近3節のリズム(ダイジェスト)

  • 多摩川G1・ウェイキーカップ(2025/09/29〜10/04)
    1着22.2%/2連22.2%/3連44.4%/平均ST0.14最終日1枠→1着で締め。
  • びわこG1・びわこ大賞(2025/09/17〜22)
    1着0.0%/3連12.5%/平均ST0.18。シリーズは苦戦、Fも響く内容。
  • 住之江G1・高松宮記念(2025/09/08〜13)
    1着25.0%/2連37.5%/3連37.5%/平均ST0.111枠→1着2枠→1着を確保。

強みと課題(データから)

  • 強み
    • インの規格:1=1着75.0%/3連91.6%で節の軸足を作る。
    • “2・3”の連動:2=2連55.0%/3=3連75.0%で相手筋が組みやすい。
  • 課題
    • 外枠の“頭”頻度5=1着13.6%/6=0%)。頭は基本絞る。
    • シリーズ通した安定感:直近G1で波のある節も。展示〜足色を見極めて配点調整。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • 基本形:〔1=絶対本線2・3=相手本線4・5=相手6=押さえ〕。
  • 上位グレード:〔1=軸固定2・3〕でシンプルに。4〜6の“頭”は削減がデータ的に妥当。

出場予定と展望

  • 出場予定三国(10/11–13:バトルトーナメント)→津G1・ダービー(10/21–26)→丸亀G1・京極賞(11/7–12)→徳山G1・周年(11/16–21)
    大舞台が続くが、「1軸+2・3相手」の型は不変。トーナメントではイン番の回り具合が鍵、記念は内枠番=強気で評価したい。
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