Boat-Practice

枠なりの職人、夜は角が走る——田中和也の買いどころMAP

選手プロフィール

  • 97期/大阪支部・大阪出身、1984年6月29日生(41歳)/166cm・53kg・A型。
  • 今期成績:勝率7.40/2連対率58.9%/平均ST0.17/出走129優出8/V3

レーススタイルと整備の特徴(骨格)

  • キーワードは「インの完成度×枠なり安定×5コースの上振れ」。
    • 1コースの今期1着77.7%・2連94.4%・3連100.0%は“まず本線”。平均STも0.15で安定。
    • 前づけ傾向は穏当で枠なり基調(例:2枠→2コース88.6%、3枠→3コース87.8%、4枠→4コース88.6%)。=番組想定が立てやすいタイプ。
    • ナイターSTは内外とも締まり、特に4=0.12/1=0.14。夜は“内本線+角連動”で強気に構えられる。

1〜6コース進入時の特徴(今期)

  • 1コース1着77.7%/2連94.4%/3連100.0%/ST0.15(36走)絶対本線
  • 2コース1着30.0%/2連60.0%/3連75.0%/ST0.19(20)差し残しで相手本線
  • 3コース1着25.0%/2連50.0%/3連60.0%/ST0.18(20)連厚め、頭は展開次第。
  • 4コース1着19.2%/2連46.1%/3連84.6%/ST0.16(26)角の連動◎(2・3着寄せ)。
  • 5コース1着35.2%/2連35.2%/3連70.5%/ST0.18(17)…外で決定力が出る穴ゾーン
  • 6コース1着10.0%/2連20.0%/3連60.0%/ST0.14(10)押さえまで。

一般戦とグレード(SG|G1)の手触り

  • 一般戦(直近1年)1着率1=69.6%/2=29.7%/3=30.2%/4=21.4%/5=20.7%/6=5.0%。=「1=本線/2・3・4=相手本線/5=妙味」が王道。
  • SG|G1はサンプル極小ながら、5コース1着100%(1走)/1コース3連100%(1走)等の点描。=大舞台は“1軸”を基本に、5のサインが出た時だけ薄く頭が現実的。

直近のリズム(過去3節ダイジェスト)

  • 住之江:飛龍賞(2025/10/01〜06)
    1着22.2%/2連44.4%/3連55.6%/平均ST0.121枠・6枠で勝利、準優は6号艇→6着。
  • 多摩川:神奈川新聞社賞(2025/09/20〜25)
    1着18.2%/2連27.3%/3連45.5%/平均ST0.161枠0.02で逃げなど速発進を披露。
  • 宮島:日本トーター賞(2025/09/05〜10)
    1着18.2%/2連36.4%/3連63.6%/平均ST0.163枠→1着、5枠→2着で“外の連動”を示す。

前づけ・進入傾向(買い目設計の前提)

  • 1枠→1コース100%2枠→2コース88.6%3枠→3コース87.8%4枠→4コース88.6%5枠→4コース24.1%の前づけはあるが、基本は枠なり。=番組読みが素直に効く

強みと課題(データで整理)

  • 強み
    • インの規格:今期1=1着77.7%/3連100%で節の軸足を1本で作る。
    • 5コースの決定力:1着35.2%・3連70.5%で“外頭”の起点になれる。
    • ナイターの締まり1=0.14/4=0.12と夜は内+角が締まる。
  • 課題
    • 6コースの取り切り1着10%)。基本は相手扱い。
    • SG|G1のサンプル不足:極小データゆえ評価は一般戦ベースで。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • デイレース標準:〔1=絶対本線2・3・4=相手本線5=妙味(頭まで)6=押さえ〕。
  • ナイター補正:〔1-4軸〕+5の2・3着厚め。角が走る日の4→1・5は狙い目。

出場予定と展望

  • 福岡(10/10–15)→津G1・ダービー(10/21–26)→鳴門(11/6–11)→江戸川(11/16–19)が掲載。一般戦は1固定+(2・3・4)で堅く、記念は1軸をベースに5の気配が見えた時だけアクセントを。
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