Boat-Practice

角が走る日は配当が出る——秦英悟“3・4の使い方”

選手プロフィール

  • 100期/大阪支部(大阪出身)、1985年9月16日生(40歳)/166cm・51kg・A型。
  • 今期成績:勝率7.06/2連対率53.1%/平均ST0.14/出走145優出8・V2

レーススタイルの骨格

結論はシンプル——「インの規格×三の決定力」

  • 1コースが強力(今期1着75.0%/2連87.5%/3連90.6%/ST0.13)。まず本線固定でいい。
  • 3コースは今期1着44.4%/2連59.2%/3連74.0%(直近6か月1着52.6%)で“先攻め→まくり差し”の刃。配当を作るのはここ。

1〜6コース別の“いま”(今期)

  • 1コース1着75.0%/2連87.5%/3連90.6%/ST0.13(出走32)絶対本線
  • 2コース1着15.0%/2連55.0%/3連80.0%/ST0.17(20)差し残しで相手本線
  • 3コース1着44.4%/2連59.2%/3連74.0%/ST0.14(27)妙味ゾーン(頭まで)
  • 4コース1着25.0%/2連33.3%/3連75.0%/ST0.15(24)角の連動○、相手厚め。
  • 5コース1着13.0%/2連34.7%/3連52.1%/ST0.14(23)ヒモ寄り
  • 6コース1着16.6%/2連33.3%/3連61.1%/ST0.15(18)押さえまで。

直近レンジでの上振れサイン

  • 直近6か月:1=1着89.7%/3=1着52.6%
  • 直近3か月:1=1着86.7%/4=1着50.0%と“角の決定力”も点灯。=「1固定+(3・4)厚め」が最近の勝ち筋。

グレード別の手触り(一般戦 vs. SG|G1)

  • 一般戦:1着率〔1=80.7%/3=48.9%/4=28.2%〕で、1本線+3相手本線が王道。
  • SG|G1:1着率〔1=83.3%/3=0.0%/4=14.3%〕、1の2・3連=100%。上位戦は「1軸固定+(3は連まで/4押さえ)」がデータ的最適解。※母数小。

直近3節のリズム(ダイジェスト)

  • 多摩川G1・ウェイキーカップ(9/29–10/4)3連0%/平均ST0.17と苦戦。初日に6枠6着4枠5着
  • びわこG1・びわこ大賞(9/17–22)1着22.2%/2連55.6%/3連66.7%/平均ST0.18初日1枠→1着最終日1枠→1着で取り切り。
  • 住之江G1・高松宮記念(9/8–13)1着22.2%/2連33.3%/3連44.4%/平均ST0.114枠→1着1枠2着など速発進が目立つ。

強みと課題(データ整理)

  • 強み
    • インの規格外(今期1=1着75.0%/3連90.6%)。節の軸を一本で作る。
    • 三の決定力(今期1着44.4%、直近6か月52.6%)。配当の源泉。
    • 角の再現性(今期4=3連75.0%、直近3か月1着50.0%)。相手作りが容易。
  • 課題
    • 外枠の頭頻度5=1着13.0%/6=16.6%)。頭は展開待ちで点数を絞る。
    • 記念での“3の頭”はデータ上薄い(SG|G1の3=1着0%)。買い目の割り切りが必要。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • 標準:〔1=絶対本線3=相手本線(節気配で頭まで)4=相手2=押さえ5・6=ヒモ△〕。
  • “直近上振れ”補正:直近3か月は4の頭50%→〔1-3/1-4軸〕や3=頭・4=2着厚めで攻めの配分を。

出場予定と展望

  • 津:G1ダービー(10/21–26)→鳴門(11/6–11)が掲出。記念は1軸固定が基本線。番組で3・4番が回る日は一気に妙味増、“1固定+(3・4)厚め”で取りに行く。
← コラム一覧に戻る