Boat-Practice

2025年7月23日徳山10Rの展開予想

1.出走メンバー&枠順

1号艇:吉田拡郎(岡山・A1)
2号艇:片岡雅裕(香川・A1)
3号艇:平本真之(愛知・A1)
4号艇:寺田祥(山口・A1)
5号艇:前田将太(福岡・A1)
6号艇:定松勇樹(佐賀・A1)


2.展開読みの要点

▶ イン(1号艇)の強さ

徳山水面はイン逃げが非常に強く、全国24場中2位の1号艇勝率を誇ります。風の影響が軽微で、満潮時には特にイン有利な条件となるため、吉田拡郎がスタート良ければ、まず逃げ切り先行が基本線です 。

吉田は平均ST0.11秒、直近の逃げ決まり率73.1%を記録しており、2号艇の片岡にプレッシャーをかけつつ、最前線で押し切る展開に持ち込む可能性が高いです。

▶ 2・3号艇の攻防

片岡は2コースからの逃がし率62.5%と高水準。吉田の追撃を狙い、展開次第では早めの差しを仕掛けてくるでしょう。

一方、3号艇平本は捲り差し主体で、平均ST0.15秒・決まり手15%とスキルある一本機。スタートさえ出れば、一気にはまくり差し…という展開も考えられます。


3.AI予想の示唆

AIデータでは、各艇の枠別成績・スタート特性がまとめられており、吉田は枠なりからの安定感が光ります。片岡も2〜3着圏率が高く、3連対候補として上位評価です。


4.展開予測シナリオ

《軸パターン①:吉田 → 片岡/平本》

スタート巧者の吉田が先行し、片岡は単独2番手につける形。平本が3コースからまくり差しを狙うが条件次第では届かず、2着争いは混戦に。狙い目は2–1–(3,4)/1–2–(3,4)。

《軸パターン②:吉田 → 平本 → 片岡》

吉田が逃げ、平本が3枠の早め仕掛けで一旦差し抜け。片岡が加勢、2–3の組み合わせで払戻妙味あり。平本に風・水面の追い風があれば、捲り差しの順位逆転もアリ。


5.ヒモ荒れ仕掛け

  • 4号艇寺田は山口出身で当地巧者。4枠からの捲り差しが武器で、うまく展開に乗れば3着圏。
  • 5号艇前田は福岡琴電出身のA1。地味ながら安定型で、高配当狙いのヒモ候補。
  • 6号艇定松は穴狙い向き。平均ST0.16秒とやや遅いが、気配・モーターに評価があれば大穴の“3着”候補として浮上します。

6.買い目イメージ

◎2連単推奨フォーメーション

1–2=1–3=1–4 (3連複も視野)

◯3連単ヒモ荒れ狙い

1–(2,3)–(4,5,6) 各10点前後

特に「1–3–4」「1–2–4」「1–3–5」の組み合わせが鍵。


7.総括コメント

徳山の水面特性とメンバー構成を踏まえると、基本はイン逃げの吉田軸。その上で、2~3号艇の差し・まくり差しをしっかり意識しつつ、4~6号艇の波乱を軽く拾う作戦が効果的です。

AIと展開読みからも、「2連単:1–2/1–3」の堅実軸をベースに、「1–(2,3)–(4,5,6)」で高配当狙いの組み合わせを1点ずつ加えておくのが現実的でしょう。今日の10R、徳山水面でのイン戦展開に注目しつつ、大いに楽しんでください。

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