Boat-Practice

2025年7月23日徳山11Rの展開予想

レース概要と出走選手

第11Rは予選ラウンド、以下の6選手が出走:

  1. 丸野一樹(滋賀支部・A1) – 全国勝率7.51/当地7.98
  2. 土屋智則(群馬支部・A1) – 全国6.97/当地7.14
  3. 松井繁(大阪支部・A1) – 全国6.96/当地6.98
  4. 大上卓人(広島支部・A1) – 全国6.77/当地7.94
  5. 森高一真(香川支部・A1) – 全国7.46/当地6.88
  6. 仲谷颯仁(福岡支部・A1) – 全国7.46/当地6.88

水面特性とスタート傾向

徳山水面は「1コース強い」の定説通り、初日は1コース9勝と圧倒し、1着率は約63.5%と高い数値をマーク。今回もインが安定軸となるでしょう。特に丸野(1号艇)は安定した舟足と当地実績を備えています。


展開の鍵を握る選手分析

① イン戦・丸野一樹

全国・当地とも高勝率で舟足信頼性◎。モーターランクも中堅以上で、スタート決まれば逃げ勝ち可能と見るのが自然。徳山での勝率も高いため、本命に据えます。

② 土屋・松井・大上(2~4枠)

  • 土屋・松井は全国勝率も高く、差し脚が冴えれば舟券圏内。特に松井繁はベテランらしい立ち回りに期待したい。
  • 大上は当地勝率が高く、4コースからのまくりや差しが候補。地元水面にもマッチします。

⑤ 森高一真

全国勝率7.46と安定。当地では少し落ちながらも、2~3着圏の実力者。モーターと連動すれば中団から追い上げる展開に。

⑥ 仲谷颯仁

全国7.46と同率で高水準。注目は「モーター実績」。今期の2連率56.25%/3連率79.69%と安定感抜群。ただし6コースからの逆転は難度高め。3連系の穴として警戒。


モーター・ボート特性

6号艇仲谷のモーターは2連率56.25%・3連率79.69%と上位ランク。逆に1号艇のモーターは連率39.22%と平均水準。つまりスタートとスピードが決め手で、舟足が仕上がっていれば6コースから攻め込む展開も期待できます。


オッズ・AI予想傾向

オッズでは、上位人気に1号、2号艇が集中。仲谷(6号艇)は中穴ゾーン、松井(3号艇)・大上(4号艇)は人気落ちの可能性あり。AI予想も幅広く展開パターンを想定しており、6-1-234のフォーメーションで波乱も視野に入れられます。


展開予想フロー

  1. スタート勝負:1コース・丸野がやや優勢で逃げ態勢。コンマ12〜14前後の平均スタートが鍵。
  2. 2周1マーク攻防:2~4号艇が一気にインを仕掛けて握り、前半ペース速めの可能性。
  3. 後半の差し捲り勝負
    • スタートやモーター調子によっては3~4号艇が握って伸びる展開も。
    • 6号艇・仲谷はそこから加速すれば逆転圏へ食い込むシーンも描けます。
  4. 勝負どころ:3周2マーク手前からの展開綾。間隙を突いてくる選手の動きに注目です。

狙いの買い目構築案

下記の組み立てで、堅実+穴展開の両面狙い:

  • 本線:1–2–3/4/5(丸野逃げ切り+若干の差し捲りパターン)
  • 押さえ:1–6–全(6号艇仲谷のモーター信頼で3連圏まで)
  • 広げ:2/3/4–1–6 の1着潰しも視野に展開逆転狙い

特に3着に6号艇を厚めに構えるのが妙味あり。


直前の注目材料

  • スタートタイミング比較:丸野・大上・仲谷らの平均スタートから流れ予測が可能。
  • 実況・中継確認:直前で転覆・展示タイムなど、舟足や水面コンディションの変化もチェック。
  • オッズ動向:3連単オッズが急に動くタイミングで、舟券買いタイミングを判断。

結論とまとめ

SGの予選戦ながら、一発勝負の雰囲気は十分に漂う第11R。徳山で強いイン展開は依然有効だが、モーター良好な6号艇の番手追走による逆転パターンも軽視できません。

  • 本命は丸野一樹(1号艇):逃げて勝てる実力、当地適性も十分。
  • 対抗には大上卓人(4号艇)/松井繁(3号艇):握って伸びれば展開を突ける。
  • 穴軸は仲谷颯仁(6号艇):モーターとスタート決まれば一気に3連圏浮上。

買い目構成は、本線の逃げ固めと穴展開を両立させたフォーメーションがおすすめ。スタート→握り→加速の各局面を丁寧に読み解き、波乱狙いも織り交ぜて勝負を仕掛けたいところです。


ぜひ直前の展示タイムやオッズ動向も踏まえて、狙いを研ぎ澄ませてください。好展開・高配当を引き寄せられるよう願っています。

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