Boat-Practice

2025年7月24日徳山12Rの展開予想

1.レース背景と出走メンバーの現況

水面条件は海水で、満潮時はイン有利、干潮時はアウト有利の傾向がありますが、徳山では基本的にインが強く、水面レイアウトや風の影響から1コース逃げが場平均60%に対し46%前後に落ちるものの、依然強力です。

出走メンバーは以下の6名:

1号艇:池田浩二(愛知)
2号艇:遠藤エミ(滋賀)
3号艇:瓜生正義(福岡)
4号艇:大池佑来(東京)
5号艇:河合佑樹(静岡)
6号艇:新田雄史(三重)

特に注目は、6月にSGグランドチャンピオンを制し、SG連覇を狙う池田浩二。徳山でも周年記念で優勝しており、実績・状態ともに折り紙付きです。


2.1コース・池田浩二の展開予想

池田は今節モーター調整よく、スタート練習でもまとまっており、SG連覇の勢いそのままに勝負所で仕掛けてくる公算が高いです。

徳山の1コース逃げ勝率はトップの信頼度。池田自身、直近10走の先頭艇での連対率は70%、安定感抜群。潮位や風の条件とも噛み合わせが良く、“逃げ”を狙えば高確率で1着争いに絡む。


3.2コース以降の差し・まくり争い

●遠藤エミ(2号艇)

女子戦でも存在感を放ち、2コースから差して好結果を出す力があります。ただし2コース差しで、池田を捉えるのは厳しい見込みです。

●瓜生正義(3号艇)

3コースまくり差し型。瓜生はスタート力にも強く、内2艇の動きを見ながら鋭い角度で攻める一手あり。

●大池佑来(4号艇)

4コースからは展開が向けば3着争い級。池田・瓜生の攻防次第で入り込む隙がありますが、主導権争いではパワー不足。

●河合佑樹(5号艇)

5コースからの追い込み型。展開ハマれば飛び込む力はありますが、池田の抜け出し速さと干潮・風の状況から厳しめ。

●新田雄史(6号艇)

モーターの立ち上がりも良く、6号艇からの展開一撃も視野にありますが、現状では脇役に止まる可能性大。


4.展開シナリオと決まり手予想

  1. 池田が逃げ切り
     → 1着濃厚。
  2. 瓜生が3コースからまくり差し
     → 池田と瓜生の1-3軸絡み。
  3. 遠藤が差し切る
     → 展開あれば2着食い込みの可能性大。
  4. 大穴パターン(大池・河合・新田)
     → 池田が着外の展開が起きれば、瓜生外から絡む形で波乱もあり。

5.舟券戦略の組み立て提案

◎本命フォーメーション

1 → 3 → 2/4

池田の逃げ&瓜生のまくり差し2着厚め。

〇拡張フォーメーション

1 → 2 → {3,4}

遠藤差しの2着も押さえ。

穴狙いパターン

3 → 1 → {5,6}

瓜生が主導権奪取&河合・新田の一撃ワンチャン狙い。


6.まとめ

  • 池田浩二(1号艇)
     逃げ勝負主軸。SG連覇に燃えており、モーター&スタート好調、徳山実績も強力。
  • 瓜生正義(3号艇)
     “まくり差し”展開を狙い、見せ場大。スタート力にも期待。
  • 遠藤エミ(2号艇)
     2着圏内の差し脚力あり。ワンツー展開に絡む確率高め。
  • 大池・河合・新田
     回収狙いの穴候補。瓜生展開の余波を受けて押し上げを狙う。

結びに:徳山12Rは、SGの緊張感が最高潮に達する場面。池田が逃げ切れば順当だが、瓜生のまくり差しによる激突にも期待が高まる。展開読みとスタート次第で荒れる可能性もあり、思わぬ一撃を狙うには3-1-5/6の多点買いも一考の余地あり。お好みのプランで、推理と熱気を楽しみながら舟券勝負に挑んでください。

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