Boat-Practice

2025年7月24日徳山7Rの展開予想

1.レース概況と注目ポイント

発走予定時刻:13:42
徳山は海水で湿度も高く、インコースが強く逃げ率が上位。特に1コースからのスタート次第で表裏は大きく変わります。今回は実力者が揃い、枠順・機力・技術力を含めて総合力が問われる構図です。

出走メンバーは以下の通り。

コース選手(支部)級別
1号艇森高 一真(香川)A1
2号艇篠崎 元志(福岡)A1
3号艇大池 佑来(東京)A1
4号艇上條 暢嵩(大阪)A1
5号艇馬場 貴也(滋賀)A1
6号艇寺田 祥(山口)A1

森高は1号艇配置で圧倒的存在感。篠崎・大池ら中枠勢が2〜3着争いから波乱要素を持ち込み、穴は上條・馬場・寺田、展開次第で浮上の可能性がある布陣です。


2.選手別・脚質とモーター調整状態

●森高 一真(1号艇/29号機)

・徳山でのコース別勝率は1号艇で非常に高く、レース足も良好。
・今節の得点率6.00と安定し、ピットコメントでは「1号艇なら1マークまでは持たせる足はある」とされている。
・モーター出足◎、周回展示も上々で、逃げの本命格。

●篠崎 元志(2号艇/38号機)

・舟足は平均よりやや上位。
・スリット差し勝負に適した脚質と評価されている。
・2コース差しでの入着率上昇が見込まれる。

●大池 佑来(3号艇/56号機)

・伸び脚に期待。
・起こし・周回足のバランスが良い、3コースからのまくり差し展開に適合。
・中波乱の主役候補。

●上條 暢嵩(4号艇/34号機)

・舟足は中の中。
・スリットや伸びともに平均的と評価。展開次第でチャンスあり。

●馬場 貴也(5号艇/68号機)

・舟足は悪くはなく、展開待ち要素。
・ターンの引き波に強さを見せ、状況次第で穴候補。

●寺田 祥(6号艇/47号機)

・得点率は低く、舟足も劣勢。
・直近のレース後は「引き波に強く、整備で良化」と評価。
・6号艇からの外撃ちで大穴も狙える存在。


3.想定展開と決まり手シナリオ

パターン①:森高のイン逃げ(決まり手=逃げ)

1号艇での技術・機力・経験の三拍子揃い、スリットを完璧に決めればほぼ逃げ切り態勢。徳山のイン強さを象徴する本命シナリオです。

パターン②:篠崎の差し返し(決まり手=差し)

森高が若干スタートで遅れた場合、2号艇篠崎の差し脚が生きる展開。「先マイからにげ」「差し返しに強い」と評価されている点が光ります。

パターン③:大池のまくり差し(決まり手=まくり差し/差し)

3号艇大池は伸び脚十分。展開が後半に動けば、捲り差しを決めて中波乱を演出する可能性あり。

パターン④:外枠勢の突っ込み(大穴展開)

5・6号艇の馬場・寺田が引き波に強く、かつ整備も進んでおり外からの一撃を狙う構図。特に寺田は注目度が低いため、高配当での絡む可能性もあります。


4.舟券戦略と買い目フォーメーション

◎本命フォーメーション(堅実型)

1 → 2 → 3/4

森高逃げ、篠崎差し、大池&上條で安定。

○中穴ねらいフォーメーション(バランス型)

1 → {2,3} → {2,3,4,5}

篠崎または大池の2着、加えて穴筋の馬場5着まで押さえ。

△大穴仕掛けフォーメーション(高リスク)

6 → 3 → {1,2,4}

寺田が6号艇から突っ込んで荒れる展開。リターン狙い。


5.最終判断時に注視すべきポイント

  • 森高のST精度:スリット決着率で逃げるか差されるかが大きく分かれる要因。
  • 篠崎・大池の機力推移:周回展示、スリット展開が鍵。レース前情報で動き・ムラを要確認。
  • 天候・水面状況:風が強い場合、イン不利展開へ。特に外枠勢の引き波からの立て直しにも注意。

6.総括コメント

本命筋は森高の1号艇イン逃げ。篠崎・大池の差し展開で決まるなら「1–2–3」のフォーメーションが有効です。ただし、展開が荒れれば馬場・寺田の穴絡みも面白く、配当妙味を狙いにいくなら「1→{2,3}→{2,3,4,5,6}」と広げる構成がおすすめ。大穴としては「6→3→{1,2,4}」で博打するのも一興です。

発走13:42に向け、展示周回・スタート気配・風速・潮位を注視し、最高のパターンで勝負してください。

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