Boat-Practice

2025年7月25日徳山7Rの展開予想

1.レース概要と注目ポイント

発走締切:13:42発走見込み
徳山競艇場でのSG戦はイン1コースの強さが特長で、1着率は約60%超と圧倒的な数字を誇ります。7Rでは、中心選手たちが予選突破に向けた戦いを展開。コース取り、モーター調整、スタートの精度が予想の鍵となります。

出走メンバーは以下の6選手:

コース選手支部級別
1号艇上條 暢嵩大阪A1
2号艇稲田 浩二兵庫A1
3号艇遠藤 エミ滋賀A1
4号艇関 浩哉群馬A1
5号艇茅原 悠紀岡山A1
6号艇桐生 順平埼玉A1

上條がインからレースの主導権を握る構図。展開は2~3コースが差し勝負を狙い、4号艇以降は展開一変を主導する構造です。


2.選手別気配と脚質評価

●上條 暢嵩(1号艇/34号機)

ピットコメントでは「手前の握り込みが早く、伸びも悪くない」と気配良好。イン不利な展開でも安定して舟券圏には入れる状態です。

●稲田 浩二(2号艇/兵庫)

「出足は2日目より改善されている。バックターンで進みがもう少しほしい」との直前評価。舟足劣勢ながらも、2コースからの差しに期待が集まります。

●遠藤 エミ(3号艇/滋賀)

「足は変わらず良く、出足にパワーがある」とコメントされており、その脚質は中盤以降で有力な戦力 。展開次第でまくり差しも可能です。

●関 浩哉(4号艇/群馬)

「余裕があり、足は良い部類。合えばロスがなくなる」と評され、回り足に安定感あり。○評価で、4コースから3着圏内に絡む可能性は高めです。

●茅原 悠紀(5号艇/岡山)

「事故後も足は上位。展示タイムも良く、回り足も良好」と評価されており強力な追い込み脚を持つ。◎評価で、外枠ながら侮り難い存在です。

●桐生 順平(6号艇/埼玉)

「ピット離れはましになったが、回って全く進まず状態改善中」と課題が多く、外からの攻めは厳しい様子。今節評価は×近辺の苦戦傾向。


3.展開予想と決まり手パターン

【パターン①】上條のイン逃げ(決まり手=逃げ)

インの信頼性と上條のスタート技術に加え、コメント評価からも逃げ切り見込みあり。徳山での1コース逃げ率を活かせば本命シナリオ成立です。

【パターン②】稲田の差し返し(決まり手=差し)

スタートがわずかに遅れた場合でも、2コースからの差し脚で浅く絡めば1-2着の可能性。稲田の気配改善も後押し材料。

【パターン③】遠藤のまくり差し(まくり差し/差し)

3コースの展開力とパワー型機力が合えば、捲り・まくり差しで先頭も視野。コメントでも足力強さが評価されています。

【パターン④】茅原・関の外撃ち(大穴展開)

特に茅原は◎評価で、追い込み脚質も好調。外枠からのターンで3着穴絡みなら大きな配当も期待できます。関も回り足好調で、3着争いで侮れません。


4.舟券戦略と買い目フォーメーション例

◎ 本命構成(堅実重視)

1 → 2 → 3/4

上條逃げ、稲田差し、遠藤/関で2・3着カバー。安定型構成です。

○ 中穴構成(バランス型)

1 → {2,3} → {2,3,4,5}

遠藤がまくり差しで2着入線、茅原の突っ込み絡みも拾うマルチ型。

△ 穴狙い構成(大穴型)

5 → 3 → {1,2,4}

茅原5号艇が追い込み1着→遠藤が2着、上條・稲田で拾う高配当構成。


5.予想成立に向けた注視ポイント

  • 上條のスタート精度:スリット次第で逃げ成立か否かが変わる。若干の遅れでも展開が変化。
  • 2・3号艇の脚色:稲田と遠藤の周回・スリット気配に注目。気配差がそのまま展開に投影。
  • 水面状況:風や潮の影響で外枠勢の差し展開が有利になる可能性もあり。展開乱れを読む材料に。

6.まとめと結び

  • 本命型予想:1−2−3/4 構成で上條の逃げを中心に、稲田差し、遠藤or関の3着を押さえ。
  • 中穴狙い:1−{2,3}−{2,3,4,5} 文脈で遠藤のまくり差しと茅原の突っ込みも拾う。
  • 大穴仕掛け:5−3−{1,2,4} 構成で高配当狙い。茅原の追い込みが絡んで波乱演出も。

展開読みは「イン強度+2人の脚力+外枠展開の混戦」。最終判断は展示タイム、スタート気配、潮位・風速を重視して決めてください。

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