赤岩善生:孤高のイン屋、“逃げの美学”を貫く実力派レーサー(10月7日更新)
選手プロフィール
- 82期/愛知支部(愛知出身)、1976年2月8日生・49歳/168cm・60kg・A型。
- 今期トータル:勝率7.01/2連対率51%/平均ST0.16/出走145/優出5/V0。
レーススタイル(骨格)
結論からいうと、「インは要塞、2は差し残しで連、3〜5は“連で仕事”」。
- 1コースは今期1着60.6%/2連78.7%/3連84.8%/平均ST0.14で“まず本線”。
- 2コースは2連54.8%/3連72.5%と“差し残しの再現性”が高い。頭率は20.9%で、基本は相手本線。
- 3〜4コースは頭率15.3%/0.0%と控えめだが、3連は3=53.8%/4=42.1%で“相手役”として機能。5コース3連40.0%もヒモづくりに有効。
- ナイターのSTは〔1=0.11/2=0.14/3=0.16/4=0.15/5=0.10〕。=夜は内+中の踏み込みが締まる→〔1固定+(2・3)厚め〕が組みやすい。
1〜6コースの“いま”(今期)
- 1コース:1着60.6%|2連78.7%|3連84.8%|ST0.14……絶対本線。
- 2コース:1着20.9%|2連54.8%|3連72.5%|ST0.16……相手本線(差し残し)。
- 3コース:1着15.3%|2連38.4%|3連53.8%|ST0.16……連厚め・頭薄め。
- 4コース:1着0.0%|2連10.5%|3連42.1%|ST0.16……角は“連”で評価。
- 5コース:1着0.0%|2連40.0%|3連40.0%|ST0.16……ヒモ寄り。
- 6コース:サンプルごく少。=押さえまで。
前づけ・進入傾向(買い目設計の前提)
- 1枠→1コース100%/2枠→2コース96.3%/3枠→3コース52.9%(2へ43.1%)/4枠→4コース24.4%(2へ60%)、5枠→5=18.2%(2・3へも移動あり)、6枠→6=0%(2〜5へ分散)。
グレード別の手触り(一般戦 vs. SG|G1)
- 一般戦:1着率〔1=70.8%/2=19.9%/3=18.2%/4=0.0%/5=0.0%〕、3連対〔1=94.4%/2=79.4%/3=72.7%/4=50.0%〕。
⇒ 「1=本線」「2・3=相手本線」「4・5=ヒモ」が王道。 - SG|G1:1着率〔1=44.4%/2=6.7%/3=0.0%/4=0.0%/5=0.0%〕、3連対〔1=55.6%/2=33.3%/3=38.5%/4=35.7%/5=40.0%〕。
⇒ 記念は“1軸固定”が基本。外の頭は薄く、相手は2・3(連まで)が現実的。
過去3節のリズム(ダイジェスト)
- 芦屋:福岡ソフトバンクホークス杯(2025/09/25–30)
1着27.3%/2連54.5%/3連81.8%/平均ST0.12。初日1枠→1着(0.08)、選抜戦1枠→1着で締め。 - 住之江:日本MB選手会会長杯争奪2025ダイスポJC(2025/09/17–21)
1着25.0%/2連75.0%/3連100%/平均ST0.13。準優1枠→1着(0.07)→優勝戦2枠2着。 - 多摩川:にっぽん未来プロジェクト(2025/09/09–13)
1着10.0%/2連60.0%/3連70.0%/平均ST0.16。ドリーム1枠→1着、その後は連でまとめる展開。
場別の相性(抜粋)
- 地元・蒲郡:勝率7.67/複勝65.5%/3連81.8%/平均ST0.14。
- 芦屋:勝率7.85/複勝70.6%/3連88.2%/平均ST0.13。
- 唐津:勝率7.90/複勝68.9%/3連81.1%/平均ST0.15。
→ 静水面〜スロー巧者向きで再現性が高く、1軸寄せがハマりやすい。
強みと課題(データ整理)
- 強み
- インの規格:今期1=1着60.6%/3連84.8%でシリーズの軸足を一本で作る。
- 2コースの連動性:2=2連54.8%/3連72.5%で“相手本線”が組みやすい。
- ナイターで内が締まる(1=0.11/2=0.14)。夜は内寄せがより有効。
- 課題
- 外枠の“頭”頻度:今期4・5の1着0%。基本は連(2・3着)扱い。
- 記念での頭分布:SG|G1の1以外の頭が薄い→1固定+相手スリムが最適解。
舟券フォーマット(実戦メモ)
- 標準:〔1=絶対本線/2・3=相手本線(頭は1>2>3)/4・5=ヒモ/6=押さえ〕。
- ナイター補正:1と5のSTが締まる(0.11/0.10)が、5の頭率は低いため3着厚めで。〔1-2/1-3軸+5の三着抑え〕が噛みやすい。
出場予定と展望
- 津:第72回ボートレースダービー(10/21–26)/丸亀G1・京極賞(11/7–12)/江戸川(11/16–19)が掲載。
記念本線は「1軸固定+(2・3)連相手」。地元・蒲郡や得意水面では、インの取り切りでシリーズを支配するいつものパターンが有効です。