“どこからでも内を取る”——江口晃生(3159)“前づけ型の勝ち筋”をデータで読む
選手プロフィール
- 54期/群馬支部・群馬出身、1965年2月11日生・60歳、165cm/55kg/AB型。
- 期別成績(今期):勝率7.37/2連対率63.8%/平均ST0.16/出走108/優出9/V2。
レーススタイルと整備の特徴
江口の本質は“前づけで内を確保し、スローから仕留める”こと。
- 前づけデータ:2枠→1コース11.4%/2コース88.6%、3枠→1=13.9%/2=86.1%、4枠→1=16.7%/2=83.3%、5枠→1=18.5%/2=81.5%、6枠→1=11.1%/2=88.9%。=ほぼ“どの枠でも1・2コース”に入ってくるのが現在地。
コース別の“いま”(今期)
- 1コース:1着62.8%/2連71.4%/3連77.1%/平均ST0.16。インは勝ち切り型で今期も高水準。
- 2コース:1着20.5%/2連60.2%/3連76.7%/平均ST0.16。差し残しで連は堅いが“頭”は抑えめ。
- (※前づけにより3~6コースのサンプルは極小。購買判断は1・2コース中心でOK)
グレード別の傾向(一般戦 vs. SG/G1)
- 一般戦:1着率〔1=54.4%/2=21.2%〕、3連対率〔1=83.8%/2=78.8%〕。=「1=本線/2=相手本線」が王道。
- SG・G1:1着率〔1=80.0%(5走)/2=16.7%(12走)〕、3連対率〔1=80.0%/2=50.0%〕。=上位戦線でもインの決定力は上振れ、2コースは“連まで”が基本。
場別の相性(抜粋)
- 桐生:勝率7.77/複勝65.3%/3連79.7%/平均ST0.16(進入は1or2が大半)。
- 常滑:勝率7.53/3連81.6%/平均ST0.14。
- 住之江:勝率7.76/複勝66.7%/3連81.0%。=ナイター場での再現性も高い。
直近のリズム(過去3節)
- 桐生(2025/09/06〜11):1着9.1%/2連27.3%/3連54.5%/平均ST0.19。初日に3枠→1着、準優は3枠6着。
- 津(2025/08/22〜27):1着12.5%/2連25.0%/3連50.0%/平均ST0.19。1枠勝ちを確保。
- 戸田(2025/07/12〜15):1着25.0%/2連75.0%/3連87.5%/平均ST0.16。1枠・4枠で白星、インの仕留めは健在。
強みと課題(データで整理)
- 強み
- 圧倒的な内寄り進入(ほぼ1・2コース)×インの勝ち切り力(1=今期1着62.8%)。
- 2コースの連動性(2連60.2%/3連76.7%)で“相手の軸”を作れる。
- 課題
- 2コースの頭率(1着20.5%)は抑制的。差しの決定力を要所で上げられるか。
- 外枠のデータ不足(=実戦では“前づけ成功前提”の読みが必要)。
舟券フォーマット(実戦メモ)
- 基本形:〔1=本線/2=相手本線〕+隊形が深くなる番組は2の2・3着厚め。
- 桐生などナイター場:平均STが締まりやすく、1の押し切り>2の差し残しでシンプルに。
出場予定と展望
- 直近出場予定:浜名湖(10/8〜13)→津・ボートレースダービー(10/21〜26)→桐生(10/30〜11/4)→芦屋(11/9〜14)。“内を取り切る江口像”は不変。番組で1号艇や2コース取りが見込める枠番が回ってくる節は、引き続き買い場が明確です。