1を獲り切り、3で割る。—金子拓矢(4305)『内の要塞×ミドルの刃』
選手プロフィール
- 95期/群馬支部(栃木出身)、1983年10月2日生(42歳)/169cm・53kg・AB型。
- 今期成績:勝率6.89/2連対率54.6%/平均ST0.15/出走108/優出6・V1。
レーススタイルの骨格
キーワードは「インの規格×三の決定力」。
- 1コース:今期1着58.3%・2/3連95.8%でまず本線。直近1年では1着76.6%、直近3ヶ月は1着100%まで上振れ。
- 3コース:今期1着18.7%・2連62.5%・3連62.5%だが、直近1年=1着24.2%/2連48.5%/3連69.7%と安定。直近節では“先攻め→まくり差し”で頭まで届く場面が増えている。
1〜6コース別の“いま”(今期中心)
- 1コース:1着58.3%/2連95.8%/3連95.8%…絶対本線。直近6ヶ月は1着93.1%、直近3ヶ月は1着100%と盤石。
- 2コース:1着28.5%/2連52.3%/3連85.7%…差し残し=相手本線。
- 3コース:1着18.7%/2連62.5%/3連62.5%…妙味ゾーン。展開ひとつで“頭”も。
- 4コース:1着11.1%/2連50.0%/3連72.2%…角の連動○(2・3着寄り)。
- 5コース:1着0.0%/2連8.3%/3連50.0%…ヒモ評価が現実的。
- 6コース:1着5.8%/2連29.4%/3連47.0%…押さえまで。
グレード別(一般戦 vs. SG|G1)
- 一般戦:1着率〔1=81.0%/2=31.0%/3=26.7%/4=11.5%/5=18.2%/6=10.7%〕、3連対率も1=100%/2=82.8%など高水準。=「1=本線/2・3=相手本線」が王道。
- SG|G1:1着率〔1=40.0%/2=50.0%/3=0.0%/4=25.0%/5=0.0%/6=0.0%〕、2連対では1=80.0%を確保。上位戦は内寄せ(1・2・4)に絞る設計が現実的。※サンプル少。
直近のリズム(過去3節ダイジェスト)
- 住之江:富田林市制75周年記念(2025/09/25〜28)
1着50.0%/2連83.3%/3連83.3%/平均ST0.15。ドリーム3枠6着以外は1枠2勝+優出2着で内容良。 - 津:レッ津ゴー!カップ(2025/08/30〜09/04)
1着70.0%/2連80.0%/3連100%/平均ST0.13。優勝(優勝戦1枠)。シリーズ通して内も外も高水準。 - 多摩川:多摩川のおんなカップ(2025/08/20〜24)
1着40.0%/2連40.0%/3連90.0%/平均ST0.16。序盤に苦戦も1・3枠で白星、準優・選抜をまとめた。
強みと課題(データ整理)
- 強み
- インの規格:直近レンジで1着〜3連が軒並み“90%以上”。シリーズの軸足に。
- 3・4の連動:3(2連62.5%)/4(3連72.2%)で相手筋を組みやすい。
- 課題
- 5の“頭”不足(今期1着0%)。配当狙いは2・3・4に寄せ、5はヒモが現実的。
- 大舞台での外枠:SG|G1では5・6の“頭0%”。内寄せの割り切りが必要。
舟券フォーマット(実戦メモ)
- 基本形:〔1=絶対本線/2・3=相手本線/4=相手/5=ヒモ△/6=押さえ〕。
- 上位グレード:〔1軸固定+2・4〕が堅実。3の“頭”は抑えまでにスリム化。
出場予定と展望
- 出場予定:常滑(10/7–12)→津G1・ダービー(10/21–26)→びわこ(10/31–11/3)→桐生(11/11–16)が掲載。
一般戦は1本線+3厚めで攻め、記念では内寄せシンプルが今の最適解。常滑・桐生のスロー水面は持ち味がハマる舞台です。