Boat-Practice

インで刻み、三で斬る——4019・笠原亮の“連対設計図”

選手プロフィール

  • 84期/静岡支部(静岡出身)、1980年1月19日生・45歳、169cm/52kg/AB型。
  • 今期成績:勝率7.61/2連対率59.1%/平均ST0.17/出走115優出9/V4

レーススタイルの骨格

結論=「インの規格外 × 三の決定力」

  • 1コースは今期1着86.6%・2連93.3%・3連96.6%/平均ST0.14で“まず本線”。押し切り精度が群を抜く。
  • 3コース1着28.5%・2連71.4%・3連80.9%/平均ST0.16。先攻めからまくり差しで頭まで届く“刃”。
  • 進入はおおむね枠なり(2枠→2コース94.6%、3枠→3コース97.1%、4枠→4コース89.2%)。= 無理な前づけより“機力×展開勝負”。

1〜6コース別の“いま”(今期)

  • 1コース1着86.6%/2連93.3%/3連96.6%/ST0.14(出走30)絶対本線
  • 2コース1着18.7%/2連56.2%/3連75.0%/ST0.16(16)連軸寄り
  • 3コース1着28.5%/2連71.4%/3連80.9%/ST0.16(21)妙味ゾーン
  • 4コース1着18.7%/2連31.2%/3連68.7%/ST0.18(16)…展開次第。
  • 5コース1着15.7%/2連42.1%/3連68.4%/ST0.19(19)…ヒモ有効。
  • 6コース1着0.0%/2連23.0%/3連38.4%/ST0.24(13)押さえまで。

ナイターのヒント

ナイター平均STは1=0.16/3=0.13が締まるぶん、夜は〔1-3軸〕の破壊力が増す。

グレード別の傾向(一般戦 vs. SG|G1

  • 一般戦:1着率〔1=81.4%/2=45.8%/3=41.4%/4=19.1%/5=23.1%/6=0.0%〕。1=本線、3=相手本線で配当を作りやすい。
  • SG|G1:1着率〔1=84.6%/2=0.0%/3=9.1%/4=7.7%/5=7.1%/6=0.0%〕、3連対率も1=92.3%が突出。=上位戦線は「1軸固定+3・5軽め」がデータ的。※サンプルは各10走前後。

直近のリズム(過去3節ダイジェスト)

  • びわこ「浪乃音酒造杯」(2025/09/26–29)1着25.0%/2連37.5%/3連75.0%/平均ST0.21。最終日の1枠→Vで締め。
  • 鳴門G1「大渦大賞」(2025/09/13–18)1着11.1%/2連33.3%/3連55.6%/平均ST0.162枠0.09の2着などキレは健在。
  • 平和島G1「開設71周年」(2025/09/04–10)1着22.2%/2連44.4%/3連66.7%/平均ST0.141枠2勝で存在感。

場別の相性(抜粋)

  • 福岡:勝率8.16/複勝63.2%/3連84.2%/平均ST0.12
  • 尼崎:勝率8.26/複勝79.0%/3連92.1%
  • 大村:勝率8.00/複勝75.0%/3連75.0%。=“スロー巧者向き”の水面で再現性が高い。

強みと課題(データで整理)

  • 強み
    • インの規格外(1=1着86.6%/3連96.6%):節の軸足を一本で作る。
    • 3コースの決定力1着28.5%/2連71.4%):“握って差す”の二段で頭まで。
    • 枠なり安定の進入:番組読みがしやすく、買い目設計が安定。
  • 課題
    • 6コースの頭ゼロ1着0%):基本は相手まで。
    • 4コースの取り切り1着18.7%):角の初動と回り足の底上げが鍵。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • 一般戦:〔1=絶対本線3=相手本線(厚め)2=相手4=押さえ5=ヒモ△/6=押さえ〕。
  • SG|G1:〔1=軸固定3・5=相手2・4・6=評価下げ〕でシンプルに。
  • ナイター3のSTが締まる(0.13)→〔1-3軸〕や3の2・3着厚めで上振れ狙い。
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