Boat-Practice

片岡雅裕:剛腕かつ冷静な、四国のストイックファイター(8月27日更新)

選手プロフィール

  • 登録番号:4459/期:101期
  • 支部:香川(出身:高知)
  • 生年月日:1986年2月11日(39歳)/154cm・53kg・AB型
  • 期別成績(2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.64/2連対率39.4%/平均ST0.12/出走137/優出4/優勝1

レーススタイルの輪郭(データで読む)

  • まず1コースが“鉄板”。直近1年で1着80.0%(50)/2連98.0%/3連100.0%/ST0.12。白カポックは相手探しに切り替えやすい領域です。
  • 中枠は“頭”頻度こそ控えめでも連圏(3着以内)の厚みが魅力。3コース=3連65.9%/4コース=3連64.2%で道中の捌きが効くタイプ。
  • ナイター適性◎。夜間平均STは1=0.10/3=0.10/4=0.10/5=0.09/6=0.11と軒並み締まり、特に外めの発進がキレます。

コース別の現在地

1コース

1着80.0%(50)/2連98.0%/3連100.0%/ST0.12
→ 結論:「逃げ本線」。取りこぼし最少域。

2コース

1着7.5%(40)/2連37.5%/3連52.5%/ST0.13
→ 結論:刺し頭は相手・機力次第。基本は相手本線

3コース

1着9.8%(41)/2連36.6%/3連65.9%/ST0.12
→ 結論:まくり差し→連対の再現性。頭は絞って、連下厚め

4コース

1着11.3%(53)/2連43.4%/3連64.2%/ST0.11(ナイター0.10)
→ 結論:カド一撃+残し2・3着付けが機能。夜は一段格上げ。

5コース

1着4.8%(42)/2連11.9%/3連38.1%/ST0.10(ナイター0.09)
→ 結論:基本は3着寄りで配当底上げ。発進が決まる日だけ薄く“頭”を押さえ。

6コース

1着2.6%(38)/2連7.9%/3連39.5%/ST0.13(ナイター0.11)
→ 結論:頭は切り3着固定が現実的。


グレード別の顔つき

  • SG/G1でも白は上級の信頼:1コース1着80.8%(26)/3連100%。他コースの1着率は2=8.0%/3=3.9%/4=6.1%/5=7.4%/6=0.0%で、外の“頭”は絞りたい。
  • 一般戦は中枠の連対がより厚い:3コース3連73.3%/4コース3連80.0%。→「イン=頭本線/③④=連下厚め+押さえの頭/外=3着寄り」が基本形。

直近の節間ハイライト

  • 丸亀|RNC杯サマーチャンピオン(8/17–22)優勝1着40.0%/2連80.0%/3連90.0%/平均ST0.101枠を3本取り切り→優勝戦1枠も押し切りの完勝。
  • 徳山|SGオーシャンカップ(7/22–27)3連44.4%/平均ST0.111枠2着×2など要所は仕事。
  • びわこ|全国ボートレース甲子園(7/8–13)1着11.1%/3連66.7%最終日10R=1枠逃げで締め。

今節メモ(若松SG メモリアル)

  • ここまで:初日9R=5枠6着(ST0.19)/2日目3R=4枠5着(ST0.04)。本日9Rは2コース出走
  • モーター28号機(直近1か月)2連33.3%/3連44.4%/前検6.93。中堅域で、白や③④の“連圏確保”を後押しするプロファイル。

強みと課題(総括)

  • 強み:①白の鉄板度(1コース:1着80.0%/3連100%)、②③④の連圏の厚み3=3連65.9%/4=64.2%)、③ナイター時の発進力1=0.10/3=0.10/4=0.10/5=0.09)。
  • 課題:⑤・⑥枠の勝ち切り頻度5=1着4.8%/6=2.6%)。外は連下中心で役割を明確に。

舟券ヒント(実運用)

  • 1枠=頭本線(ヒモは差し巧者+地元勢で絞る)。
  • 3・4枠=“押さえの頭”+連下厚め(道中の捌きで残す前提)。
  • 2枠=相手本線(機力が優勢・ナイターは刺し頭も少点数)。
  • 5・6枠=3着寄りで配当を上乗せ。

出場予定と展望

この先は住之江G1 高松宮(9/8–13)→びわこG1 びわこ大賞(9/17–22)→三国(9/26–29)→蒲郡G1(10/5–10)→江戸川MB大賞(10/14–19)と上位戦が続行。白で取り切り、③④は連圏厚めに設計——“勝てる形”でシリーズ点を積み上げたい。

← コラム一覧に戻る