Boat-Practice

“1で刻み、3で割る。角は0.12”——北山康介(4535)いま買うべきゾーン

選手プロフィール

  • 103期/東京支部(神奈川出身)、1989年11月23日生・35歳、164cm/54kg/AB型
  • 今期成績勝率7.52/2連対率67.2%/平均ST0.13/出走107/優出8/V0

レーススタイルと整備の特徴

いまの北山は、「インの安定×三の決定力×角の踏み込み」で組み立てるタイプ。

  • 進入は枠なり基調(2枠→2コース93.8%、3枠→3コース96.4%、4枠→4コース96.8%)。=番組想定どおりに買い目を作りやすい。
  • ナイターST3=0.10/4=0.10/5=0.11とミドル〜角が締まる。夜は“外の初動”が武器。

1コース進入時の特徴

  • 1コース(今期)…1着65.3%/2連96.1%/3連96.1%/ST0.14。=本線固定でOK。直近1年でも1着68.8%とブレが小さい。

2コース進入時の特徴

  • 2コース(今期)…1着21.4%/2連71.4%/3連78.5%/ST0.15。差し残しで連の軸に最適。直近3ヶ月は2連60.0%

3コース進入時の特徴

  • 3コース(今期)…1着23.0%/2連61.5%/3連92.3%/ST0.14
  • 直近6ヶ月1着31.3%/2連75.0%直近3ヶ月でも1着25.0%/2連87.5%。=“先攻め→まくり差し”がハマると頭まで届く刃

4コース進入時の特徴

  • 4コース(今期)…1着25.0%/2連65.0%/3連75.0%/平均ST0.12
  • ナイターST0.10でさらに鋭い。=角まくり差し→相手本線の再現性が高い。

5コース進入時の特徴

  • 5コース(今期)…1着25.0%/2連56.2%/3連68.7%/ST0.12。外でも取り切りシーンあり。直近3ヶ月は1着37.5%まで上振れ。

6コース進入時の特徴

  • 6コース(今期)…1着11.1%/2連38.8%/3連55.5%/ST0.12押さえ評価。

グレード別の手触り(一般戦 vs. SG|G1)

  • 一般戦:1着率〔1=70.5%/2=14.3%/3=23.1%/4=21.4%/5=27.6%/6=14.7%〕、3連対率も1=93.2%/3=84.6%/4=71.4%と高水準。=「1=本線/3・4・5=相手本線(3は頭まで)」が王道。
  • SG|G1(サンプル少):1着率〔1=50.0%/4=25.0%ほかは0%〕、ただし2・3連対は各コースで概ね高水準(例:1・4=3連100%)。=上位戦は“1軸+4押さえ”がデータ的。

直近3節のリズム(ダイジェスト)

  • 若松:西日本スポーツ杯(2025/09/22〜25)1着16.7%/2連50.0%/平均ST0.15初日1枠→1着/準優2枠→2着、優勝戦5枠4着
  • 戸田:日本モーターボート選手会会長賞(2025/09/10〜15)1着14.3%/2連42.9%/3連57.1%/平均ST0.143枠→2着(ST0.07)6枠→1着も。
  • 福岡:公営レーシングプレス杯(2025/09/01〜06)1着40.0%/2連70.0%/3連80.0%/平均ST0.18準優1枠→1着、優勝戦2枠→2着まで押し切る充実節。

場別の相性(抜粋)

  • 福岡:勝率7.48/複勝62.0%/3連81.7%/平均ST0.14
  • 芦屋:勝率7.88/複勝68.3%/3連80.5%/平均ST0.14
  • 丸亀:勝率7.64/複勝59.1%/3連81.8%/平均ST0.14
    スロー巧者向きの水面で再現性高め。イン本線+角/三の設計がさらに効く。

強みと課題(データ整理)

  • 強み
    • インの規格:1=1着65.3%・2/3連96.1%で節の軸を作る。
    • 三の決定力直近6ヶ月=1着31.3%・2連75.0%。配当の源泉。
    • 角の踏み込み:4の平均ST0.12(ナイター0.10)で“連動”が強い。
  • 課題
    • 2の頭率今期21.4%)は抑制的。差しの決定力がテーマ。
    • 大舞台の頭分布:SG|G1は1と4以外の頭が薄いため、1固定寄せが無難。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • デイ標準:〔1=絶対本線3=相手本線(頭まで)4=相手2=押さえ5=ヒモ有効6=押さえ〕。
  • ナイター補正3・4のSTが0.10台→〔1-3/1-4軸〕+3の1着流しを厚めに。外が走る組番は積極策で。

出場予定と展望

  • 津:第72回ボートレースダービー(10/21〜26)が掲載。枠なり想定で内番が回る日は1固定、ミドル枠の日は3・4厚めで一気に取りに行くフォーマットが当面の最適解。
← コラム一覧に戻る