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イン82%、“最近は外が切れる”——松田大志郎(4544)『1本線+ミドル加速』の現在地

選手プロフィール

  • 104期/福岡支部(福岡)、1987年12月5日生・37歳/158cm・53kg・A型。
  • 今期(集計:2024/11/01〜2025/04/30)勝率6.90/2連対率50%/平均ST0.17/出走124/優出6/V2

レーススタイルと骨格

キーワードは「インの規格 × 直近の外伸び」。

  • 1コースは今期1着82.1%/2連89.2%/3連92.8%でまず本線固定
  • 直近レンジでは3〜5コースの“頭率”が上振れ直近3か月:3=45.5%/4=42.9%/5=40.0%、直近1か月:4=66.7%/5=0.0%(母数小)/3=0.0%と節ごとの“外の当たり日”が出やすい。
  • ナイターの発進は内優位だが、直近1か月のST3=0.08/4=0.09/6=0.10とミドル〜外が鋭い日も。「1本線+(3・4)妙味」が組みやすい。

1〜6コース別の“いま”(今期中心)

  • 1コース1着82.1%/2連89.2%/3連92.8%/ST0.16(出走28)絶対本線
  • 2コース1着25.0%/2連45.0%/3連70.0%/ST0.17(20)差し残し=相手本線
  • 3コース1着6.6%/2連33.3%/3連60.0%/ST0.18(15)…今期の頭率は控えめだが、直近6か月=1着35.3%まで上昇。
  • 4コース1着19.0%/2連47.6%/3連80.9%/ST0.16(21)角の連動◎。直近3か月1着42.9%
  • 5コース1着15.0%/2連40.0%/3連45.0%/ST0.19(20)ヒモ中心だが、直近6か月1着38.9%と上振れ期あり。
  • 6コース1着10.0%/2連25.0%/3連40.0%/ST0.17(20)押さえまで。

進入傾向(前づけ)

  • 枠なり基調2枠→2コース97.7%/3枠→3コース89.7%/4枠→4コース97.4%。5枠から4へ前づけ10.3%はあるが例外的。=番組想定が立てやすい

一般戦とSG/G1(グレード別の手触り)

  • 一般戦(直近1年)1着率:1=85.9%/2=37.1%/3=28.6%/4=34.4%/5=24.2%/6=10.3%。=「1=本線」「2・3・4=相手本線」「5=ヒモ」が王道。
  • SG/G1はサンプル少だが、1=50.0%/5=25.0%/4=8.3%(各コース1着率)。3連対は1=100%で、上位戦は1軸寄せが堅実。

直近3節のリズム(ダイジェスト)

  • 常滑:ウィンボとこなめ開設16周年(2025/09/25〜30)
    1着54.5%/2連81.8%/3連90.9%/平均ST0.16準優1枠→1着(ST0.05)・優勝戦1枠→2着。勢いは十分。
  • 鳴門G1:大渦大賞(2025/09/13〜18)
    1着22.2%/2連55.6%/3連66.7%/平均ST0.114枠0.01で逃げなど踏み込み◎。
  • 芦屋:BOATBoy杯(2025/08/30〜09/04)
    1着60.0%/2連80.0%/3連100.0%/平均ST0.16優勝戦5枠→1着でV。外の決定力を証明。

場別の相性(抜粋)

  • ページ内「場別成績」では、福岡/桐生/住之江などのスロー寄り水面で3連対7割超を確保。=“イン本線+角・三の連動”が活きる舞台が合う。

強みと課題(データで整理)

  • 強み
    • インの規格:1=1着82.1%・3連92.8%で節の軸足を一本で作る。
    • 直近のミドル決定力3(直近6か月1着35.3%)/4(直近3か月1着42.9%)。配当の源泉。
    • 外の上振れ実績:芦屋V(優勝戦5枠→1着)で裏づけ。
  • 課題
    • 今期3・5の“頭”平常値3=6.6%/5=15.0%)。買い時を“直近の上振れサイン”に絞る必要。
    • 6コースの押し上げ3連40.0%)。相手は薄めが妥当。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • 標準:〔1=絶対本線2=相手本線3・4=相手(気配次第で頭まで)5=ヒモ6=押さえ〕。
  • “上振れサイン”の見極め:直近Rや展示で3・4のSTが0.10前後に締まる日は〔1-3/1-4軸〕+3(or4)の1着流しを厚めに。

出場予定と展望

  • 出場予定(ページ掲載):浜名湖 10/8–13 → 津G1ダービー 10/21–26 → 桐生 10/30–11/4 → 住之江 11/13–18
    ダービーは1軸固定がセオリー。一般戦では直近3か月で走る“3・4”の上振れを拾って配当を取りに行きたい。
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