峰竜太|数字で読み解く、コース別“勝ち筋”と整備センス(10月9日更新)
選手プロフィール
- 登録:4320/95期。1985年3月30日生・40歳、佐賀支部。
- 期別成績(2024/11/01〜2025/04/30):勝率7.45、2連対率49.5%、平均ST0.11、出走103、優出3、優勝0。
レーススタイルと進入傾向
- スタート精度:直近1年の平均STは1=0.12/2=0.14/3=0.12/4=0.12/5=0.13/6=0.13。内〜カドでしっかり踏み込む“速攻型”。
- 前づけ傾向:枠なり志向が非常に強い。
- 4枠→「4コース87.9%/3コース9.1%/5コース3.0%」
- 5枠→「5コース93.3%(まれに2・4コースへ各3.3%)」
- 6枠→「6コース74.3%/5コース11.4%/4コース8.6%/2コース5.7%」
無理に内を奪わず“隊形の中で勝ち切る”設計。
1コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率77.8%、2連対率88.9%、3連対率93.3%、平均ST0.12。
イン戦は“全国屈指の鉄板域”。先マイ再現性が高く、取りこぼしは極小。
2コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率20.6%、2連対率55.9%、3連対率79.4%、平均ST0.14。
差し本線で連は拾うが、頭は2割強。買い方は“2着本線”がハマりやすい。
3コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率27.0%、2連対率51.4%、3連対率67.6%、平均ST0.12。
まくり差しのキレで“頭”も届くレンジ。相手筆頭つけの出番が多い。
4コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率15.2%、2連対率57.6%、3連対率72.7%、平均ST0.12。
カド差し・まくり差しの展開突きが武器。勝ち切り頻度は控えめでも連対力は高い。
5コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率15.2%、2連対率45.5%、3連対率72.7%、平均ST0.13。
外からでも“2–3着の底堅さ”が魅力。3連対率7割超は心強い。
6コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率0.0%、2連対率15.4%、3連対率42.3%、平均ST0.13。
大外は紐(3着)寄りの評価が現実的。点数配分でリスク管理を。
強みと課題(総括)
- 強み
- イン最強クラス:1コース1着率77.8%、3連対率93.3%。節間の“軸”に最適。
- カド含む外でも連対力:4コース2連対率57.6%、5コース3連対率72.7%。崩れにくさが回収率を支える。
- 課題
- 2コースの“頭”が2割強で、強豪相手のSG/G1では取り切りがテーマ。
- 6コースの頭ゼロ。進入は基本枠なりで、外枠の爆発値は“機力と展開”依存度が高い。
得意水面のヒント(場別)
- 唐津:出走194、勝率8.62、複勝率76.8%、3連率90.2%、平均ST0.13。地の利と機走の再現性が優秀。
- 丸亀:勝率9.22、複勝率72.2%、3連率85.2%。伸びの出る静水面で数字が映える。
- びわこ:勝率8.65、複勝率74.7%、3連率84.5%。乗り味が合う典型水面。
- 平和島:勝率9.16、複勝率68.8%、3連率87.5%、平均ST0.11。スタート決めて先マイがハマる。
こんな買い方がハマる
- 1コース:頭固定が基本線。相手は“攻撃力×連対力”の3・4・5を厚めに。
- 2コース:差し届かずの2着本線。1–2、1–2–3/4/5のフォーメーションが作りやすい。
- 3コース:頭もある分、(1–3–全/3–1–全)の分岐で妙味を取りにいく。
- 4・5コース:“連は厚い”ので2・3着軸に。頭を買うなら展示から伸び気配が必須。
- 6コース:3着薄く流す程度に抑えるのが現実解。
今後の展望とまとめ
直近期の勝率は7点台中盤ながら、イン戦の絶対値と外の連対力で“節間トータルの崩れにくさ”はさすが。鍵は2〜4コースの勝ち切り効率をもう一段押し上げられるか。ダービー(津:10/21〜26)、周年(丸亀:11/7〜12、徳山:11/16〜21)の出場予定も並び、秋〜初冬にかけて再び“主役面”に戻る準備は整っている。買い手側は「イン=頭固定/外=連軸」が基本形。まずはここを押さえるだけで、峰戦の的中・回収の安定感は一段上がるはずだ。