Boat-Practice

二から運び、六で刺す——中野希一の“連対設計図”

選手プロフィール

  • 126期/埼玉支部(埼玉出身)、1999年4月27日生・26歳、170cm/53kg/B型。
  • 期別成績(今期):勝率6.29/2連対率47.9%/平均ST0.15/出走119優出5・V0

レーススタイルの骨格

キーワードは「インの上昇トレンド × “二”の安定 × “六”の踏み込み」。

  • 2コースは今期2連76.1%・3連95.2%/ST0.13と“差し残しの再現性”が非常に高い。
  • 6コース平均ST0.11は鋭く、展開ひとつで穴の相手に浮上。
  • 前づけ傾向はほぼ枠なり(1枠→1コース98.3%、2枠→2コース97.8% など)。

1〜6コース別の“いま”(今期)

  • 1コース1着34.7%/2連65.2%/3連69.5%/ST0.18。直近3ヶ月は1着65.0%まで上昇=イン改善中
  • 2コース1着33.3%/2連76.1%/3連95.2%/ST0.13連軸級の堅さ。
  • 3コース1着23.5%/2連35.2%/3連58.8%/ST0.14。先攻め〜まくり差しで“相手本線”。
  • 4コース1着9.5%/2連47.6%/3連61.9%/ST0.14。今期は頭薄めだが、直近3ヶ月は1着36.4%と上向き兆候。
  • 5コース1着5.0%/2連25.0%/3連50.0%/ST0.17ヒモ評価が現実的。
  • 6コース1着11.7%/2連29.4%/3連41.1%/ST0.11。踏み込み◎で“押さえ”。

直近3節のリズム(抜粋)

  • 江戸川:東京スポーツ杯(9/14–18)1着25.0%・2連37.5%・3連62.5%・平均ST0.14。最終日前半で4枠→1着(ST0.07)
  • 多摩川:ルーキーS第14戦(8/27–9/1)1着30.0%・2連60.0%・3連90.0%・平均ST0.13準優1号艇→1着で優出、優勝戦は2枠6着。
  • 戸田:戸田ボート大賞(8/14–19)1着22.2%・2連33.3%・3連55.6%・平均ST0.10最終日に1枠逃げで締め。

強みと課題(データ整理)

  • 強み
    • 2コースの“連軸力”2連76.1%/3連95.2%)で買い目が組みやすい。
    • 6コースST0.11の発進力、直近3ヶ月の4コース1着36.4%の上昇。
  • 課題
    • 5コースの頭不足1着5.0%)。
    • インの取り切り率(今期1着34.7%)。直近は改善傾向だが、もう一段の“逃げの精度”がテーマ。

舟券フォーマット(実戦メモ)

  • 基本:〔2=相手本線(厚め)1=本線3・4=相手6=押さえ5=ヒモ△〕。
  • 傾向加点:直近はイン上向き角の上昇が見える=1・4番が回る番組は評価アップ

出場予定と展望

  • 宮島・ヤングダービー(9/23–28)→丸亀・ルーキーS第18戦(10/11–16)→徳山・ルーキーS第19戦(10/20–25)
    ヤングは2番・6番が回る番組で妙味。一般戦期間は「2で連を固め、1で取り切る」が勝ち筋。
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