西山貴浩:笑顔の裏に潜む勝負師の本性(8月27日更新)
選手プロフィール
- 登録番号:4371/期:97期
- 支部:福岡(出身:福岡)
- 生年月日:1987年5月15日(38歳)/169cm・53kg・A型
- 期別成績(2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.63/2連36.6%/平均ST0.14/出走90/優出4/優勝1。
レーススタイルの輪郭(データで読む)
まず柱はイン(1コース)の安定感。1着68.9%(45)/2連84.4%/3連93.3%/ST0.13で、白カポックは「相手探し」に切り替えやすい堅さ。外枠は“頭”が絞られ、5=1着13.3%(30)/6=1着0.0%(22)だが、3・4コースの3連対率はいずれも62.9%と、道中の捌きで舟券圏を拾う巧さが際立つタイプです。ナイター平均STは3・4コースが0.12と締まり、夜は中枠の仕掛けが通りやすい。
コース別の現在地
- 1コース:1着68.9%/2連84.4%/3連93.3%/ST0.13 → 逃げ本線。取りこぼし最少域。
- 2コース:1着17.7%(34)/2連41.2%/3連64.7%/ST0.14 → 刺しの“頭”は選別。相手本線で。
- 3コース:1着5.7%(35)/2連45.7%/3連62.9%/ST0.15 → まくり差し待ち。連下厚め。※ナイターST0.12で格上げ可。
- 4コース:1着14.3%(35)/2連40.0%/3連62.9%/ST0.12 → カド一撃+残しで2・3着妙味。夜は発進良。
- 5コース:1着13.3%(30)/2連23.3%/3連46.7%/ST0.13 → 展開合致で浮上。3着寄りの扱いが吉。
- 6コース:1着0.0%(22)/2連4.6%/3連22.7%/ST0.17 → 頭は切り、3着押さえで。
グレード別の顔つき(一般戦 vs. SG/G1)
- 一般戦:1コース1着91.7%(12)/3連91.7%。5コース3連66.7%など連圏の押さえが利く。
- SG/G1:1コース1着60.6%(33)/2連81.8%/3連93.9%で白は上級の信頼。外は3=1着3.7%/4=12.5%/5=8.3%/6=0.0%と“頭”が渋め——外=連下中心が鉄則。
直近の節間ハイライト
- 徳山|SGオーシャンカップ(7/22–27)優勝:節間1着42.9%・2連71.4%・3連100%・平均ST0.12。準優1枠→優勝戦1枠を取り切って戴冠。
- 三国|G1 北陸艇王決戦(7/31–8/5):1着33.3%・平均ST0.11。ドリーム2枠1着/1枠・5枠でも白星と中枠でも決定力。
- 若松|お盆特選(8/15–20):1着36.4%。DR1枠・進入固定1枠など白で盤石に加点。
- 若松SGメモリアル(開催中):初日5枠6着/2枠3着、2日目は7R=4コース出走。シリーズ3連対50.0%/平均ST0.19で巻き返し途上。
強みと課題(総括)
- 強み:①白の説得力(1コース1着68.9%/3連93.3%)、②3・4コースの“連圏の厚み”(各3連62.9%)で道中の押し上げ◎、③ナイター時の中枠ST(3・4=0.12)が効く。
- 課題:⑤・⑥枠の勝ち切り頻度(5=13.3%/6=0.0%)。外は連下中心で役割を明確に。
舟券ヒント(実運用)
- 1枠=頭本線/相手絞り(差し巧者+地元勢)。
- 2枠=相手本線(機力優勢日だけ“刺し頭”少点数)。
- 3・4枠=連下厚め+押さえの頭(特にナイターで評価↑)。
- 5・6枠=3着中心で配当の底上げ。
出場予定と展望
今後は平和島G1(9/4–9)→鳴門G1(9/13–18)→芦屋(9/25–30)→蒲郡G1(10/5–10)→津SGダービー(10/21–26)のローテ。インの取り切りでシリーズ点を積み、夜の中枠は一段格上げ——この“勝てる形”で秋競走も主役を狙う。