大峯 豊(おおみね・ゆたか)—“イン堅守+カド一撃”、今も現役バリバリの勝ち筋
選手プロフィール
- 登録番号:4237/期:92期
- 支部:山口(出身:山口)
- 生年月日:1983年10月14日(41歳)
- 直近期集計(2024/11/01〜2025/04/30):勝率7.23/2連対率48.1%/平均ST0.16/出走133/優出4/優勝1。
レーススタイルと傾向(データで読む輪郭)
直近1年の1コース1着率73.3%/3連対率95.0%で“インの説得力”は強固。加えて近況は4コースの破壊力が目立ち、直近3ヶ月の4コース1着率43.8%と高水準(サンプル16走)。平均STは1〜6コースで0.16〜0.18に収まり、中でも4・5コースが0.16と鋭い。外からのまくり・まくり差しで形を作り、連対ゾーンの厚みで押し切る戦い方が数字に表れています。
1コース進入時の特徴
- 直近1年:1着73.3%/2連83.3%/3連95.0%/ST0.17。
→ 結論:「逃げ本線」。相手探しのレースを作りやすい軸。
2コース進入時の特徴
- 直近1年:1着27.3%/2連47.7%/3連68.2%/ST0.17。
→ 結論:刺しで勝ち切るシーンは十分。連対の厚みで“相手本線”。
3コース進入時の特徴
- 直近1年:1着9.8%/2連29.3%/3連65.9%/ST0.18。
→ 結論:頭頻度は控えめだが、3連対率は高め。連下評価が賢明。
4コース進入時の特徴
- 直近1年:1着25.5%/2連46.8%/3連70.2%/ST0.16。
- 直近3ヶ月は1着43.8%まで上昇。
→ 結論:カドの一撃と道中捌きで“頭〜連対”とも狙える旬の数字。
5コース進入時の特徴
- 直近1年:1着10.2%/2連32.7%/3連53.1%/ST0.16。
→ 結論:まくり差しの展開待ち。2・3着付けが基本線。
6コース進入時の特徴
- 直近1年:1着4.8%/2連9.5%/3連33.3%/ST0.17。
→ 結論:頭は強気にしづらい。3連単3着押さえが現実的。
大舞台(SG/G1)での顔つき
- 1コース:1着73.7%/2連89.5%/3連94.7%で“イン信頼”は盤石。
- 外枠は2〜6コースの1着率=5.9%/5.0%/10.0%/0.0%/0.0%と勝ち切りは渋め。ただし3連対率は50%前後まで届くコースが多く、連下としての粘りは十分。
→ 結論:大舞台は「イン=頭本線」「外=連下厚め」が基本の買い方。
直近の節間ハイライト(過去3節)
- 徳山(2025/8/10〜15 黒神杯争奪戦):1着20.0%/3連70.0%/平均ST0.15。準優は4コースから1着で見せ場十分。
- 唐津(2025/8/2〜6 BTS三日月開設29周年):1着12.5%/3連37.5%/平均ST0.23。やや重めも随所で粘り。
- 福岡(2025/7/23〜28 にっぽん未来PJ):1着28.6%/3連57.1%/平均ST0.22。内枠で白星、外でも連対を確保。
強みと課題(総括)
- 強み:①インの安定感(1コース直近1年:1着73.3%/3連95.0%)、②カドからの仕掛け(4コース直近3ヶ月:1着43.8%)、③平均STの安定(特に4・5コース0.16)で取りこぼしが少ない。
- 課題:③コースの頭率の低さ(9.8%)と、SG/G1での外枠“頭”不足。強豪混戦では連下寄りの評価が妥当。
今後の展望と舟券ヒント
出場予定は、若松SGメモリアル(8/26〜31)→住之江G1高松宮(9/8〜13)→びわこG1(9/17〜22)→多摩川G1(9/29〜10/4)とビッグ舞台が連続。買い筋は、
- イン枠=頭本線・相手絞り(差し巧者&地元勢をヒモに)
- 4コース=頭も視野、2・3着厚め
- 5・6コース=連下中心、3着押さえ
の形がハマりやすい。流れを掴んだ時の“カドの破壊力”は、今期も要注目です。