佐々木 完太(ささき・かんた)—“白の説得力+②③の勝ち切り”、ナイターは④⑤の踏み込みが鍵
選手プロフィール
登録番号:4980/期:120期
支部:山口(出身:山口)
生年月日:1996年5月29日(29歳)/162cm・52kg・O型
期別成績(集計:2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.55/2連対率46.6%/平均ST0.15/出走133/優出6/優勝1。
レーススタイルの輪郭(数字で読む)
- 白(1コース)は“相手探し”で取り切れる堅さ:1着62.1%(58)/2連79.3%/3連87.9%/ST0.14。まずは“頭固定+相手2〜3点”がセオリー。
- ②③の勝ち切り:2コース32.5%(40)・3連77.5%(ST0.16)、3コース28.2%(39)・3連66.7%(ST0.15)。差し(②)とまくり差し(③)で“頭”が届くレンジ。
- 外は“連下運用”が現実的:4コース1着5.9%(34)・3連52.9%(ST0.18)/5コース1着11.6%(43)・3連65.1%(ST0.14)/6コース1着3.0%(33)・3連42.4%(ST0.17)。⑤は紐厚めで配当上乗せ。
- ナイターの発進傾向:夜は平均STが4=0.12/5=0.13と外寄りの踏み込みが鋭いタイプ(1=0.15/2=0.17/3=0.17/6=0.18)。“④⑤の初動”を買い目調整のヒントに。
コース別の現在地(直近1年ベース)
1コース:1着62.1%(58)/2連79.3%/3連87.9%/ST0.14 → 逃げ本線。頭固定で相手を絞る枠。
2コース:1着32.5%(40)/2連55.0%/3連77.5%/ST0.16 → 差し決着の日は“頭”十分。相手本線+頭押さえ。
3コース:1着28.2%(39)/2連48.7%/3連66.7%/ST0.15 → まくり差しの押さえ頭+連下厚め。
4コース:1着5.9%(34)/2連38.2%/3連52.9%/ST0.18 → カド一撃は薄め。基本は相手厚め。
5コース:1着11.6%(43)/2連30.2%/3連65.1%/ST0.14 → “頭薄・紐厚”。3着寄りの配当要員。
6コース:1着3.0%(33)/2連24.2%/3連42.4%/ST0.17 → 頭は強く絞る。3連単は3着押さえ中心。
グレード別の顔つき(一般戦 vs. SG/G1)
- 一般戦:1=68.8%(48)/2=40.0%(30)/3=30.3%(33)/4=7.7%(26)/5=11.4%(35)/6=4.4%(23)。買い目は「白=頭本線/②③=押さえ頭+連下厚め/外=連下中心」。2連は1=83.3%/2=63.3%/3=51.5%、3連は1=91.7%/2=90.0%/3=69.7%まで連動。
- SG/G1:1=1着30.0%(10)で白の“勝ち切り”は落ちるが、3連70.0%で連軸は維持。2=10.0%/3=16.7%/4=0.0%/5=12.5%/6=0.0%と外頭は辛い。セオリーは「イン=頭本線/②③=押さえ頭(厚すぎ注意)/外=紐限定」。
直近の節間ハイライト(過去3節)
- 戸田|サッポロビールカップ(2025/8/28–31):1着33.3%/2連66.7%/3連66.7%/平均ST0.18。2日目3R=2枠→1着(ST0.17)/3日目10R=6枠→1着(ST0.07)と内外で仕事。優勝戦は6枠4着。
- びわこ|デイリースポーツ杯争奪 第40回オールニッポン選抜戦(2025/8/19–22):1着25.0%/2連75.0%/3連100.0%/平均ST0.16。選抜戦=1枠→1着、準優は2枠3着とシリーズ牽引。
- 徳山|黒神杯争奪戦(2025/8/10–15):1着40.0%/2連80.0%/3連80.0%/平均ST0.17。準優=1枠→1着(ST0.09)/優勝戦=2枠→2着。③のまくり差しで白星も。
強みと課題(総括)
強み:①白の説得力(直近1年=1=1着62.1%/3連87.9%)、②②③の勝ち切り(2=32.5%/3=28.2%)、③ナイターでの外踏み込み(4=ST0.12/5=0.13)。
課題:④〜⑥の“頭”頻度(4=5.9%/5=11.6%/6=3.0%)。特に上位グレードは外頭が絞られるため、外=連下限定で役割を明確に。
舟券ヒント(実運用)
- 1枠=頭本線/相手絞り(差し巧者&当地巧者で2〜3点)。
- 2枠=“押さえの頭”+連下厚め(差し決着を明確に想定)。
- 3枠=押さえ頭+連下厚め(まくり差し決着の日に買い増し)。
- 4〜6枠=連下中心(特に⑤は“3連65.1%”を活かして紐厚め/⑥は3着押さえ)。
出場予定と展望
この先は鳴門G1 開設72周年(9/13–18)→宮島G1 第12回ヤングダービー(9/23–28)→蒲郡G1 開設70周年(10/5–10)→多摩川(10/19–23)→下関MB大賞(10/28–11/2)の上位戦ローテ。勝ち筋は「白の取り切り+②③の押さえ頭/外は紐」。ナイターは④⑤の踏み込み(0.12/0.13)を武器に連動を厚く——“イン本線”で確実に点を積み、シリーズの主導権を奪う。