Boat-Practice

末永和也:巧みな展開読みと鉄壁のイン戦で魅せる“佐賀のダークホース戦略家”(9月19日更新)

選手プロフィール

佐賀支部・124期。1999年2月16日生(26歳)/173cm・54kg・A型。期別成績(サイト表示の直近期):勝率7.67/2連対率59%/平均ST0.13/出走132/優出7/V3。充実のA1中堅上位。

レーススタイルと整備の傾向

インの完成度”と“カドの先制”。1コース1着率94.4%・3連対100%は鉄壁、4コース平均ST0.11は角からの初動が鋭い証拠。握って攻める→流れ見て“まくり差し”の二段構えが基本形。

1〜6コース別の“いま”(サイト表示の今期

  • 1コース1着94.4%/2連94.4%/3連100%/ST0.13。まず本線。
  • 2コース1着20.0%/2連55.0%/3連65.0%/ST0.14。差し決定力はやや控えめ、連圏確保。
  • 3コース1着23.0%/2連46.1%/3連69.2%/ST0.14。展開作れれば押し切りも。
  • 4コース1着33.3%/2連50.0%/3連75.0%/ST0.11。外の勝負所。
  • 5コース1着11.7%/2連47.0%/3連64.7%/ST0.12。絡み筋で評価。
  • 6コース1着13.6%/2連31.8%/3連50.0%/ST0.16。穴の相手まで。

グレード別の傾向(一般戦 vs. SG/G1

  • 一般戦の1着率1=90.9/2=25.0/3=38.9/4=29.6/5=15.0/6=20.0%。イン本線+3・4厚めが王道。
  • SG/G1の1着率1=80.0/2=0.0/3=21.4/4=11.1/5=12.5/6=0.0%。強豪相手で外枠と2・6の勝ち切りが難化。ただし1コース3連対100%は堅持。
  • 連対面:一般戦は4コース2連63.0%まで上がり攻撃力が生きる一方、SG/G1では2コース2連33.3%/4コース27.8%/6コース14.3%にダウン。買い目の絞り込みが重要。

直近のリズム(過去3節)

  • 平和島G1(2025/09/04〜10)1着11.1%・2連66.7%・平均ST0.11。踏み込み良好。
  • 鳴門G1(2025/09/13〜18)1着0.0%・2連11.1%・3連55.6%・平均ST0.11。展開合わずもST安定。
  • びわこ(2025/08/26〜31)優勝(1号艇V)。シリーズ通算1着63.6%・平均ST0.14で押し切り。

強みと課題

  • 強み:①インの信頼度が規格外(一般戦1=3連100%/SG・G1でも1=3連100%)。②4カドの初動(今期ST0.11)で一撃も狙える。
  • 課題高グレードの2・6の勝ち切り。差し・展開待ちが通りにくく、数字が落ちる。外枠での伸び・回り足の上積みが鍵。

まとめ(舟券フォーマット)

  • 一般戦:〔1=軸固定3・4=厚め/5=相手/2・6=押さえ〕。
  • SG/G1:〔1=絶対軸3=相手本線/5=ヒモ△/2・6=評価下げ〕。
    インは信頼、カドで決める”。この二枚看板をベースに、上位戦線では2・6の底上げが次の伸びしろ。データはそう語ります。
← コラム一覧に戻る