“インは要塞、三は刃”——田口節子(4050)コース別×女子戦/混合戦の勝ち筋
選手プロフィール
- 85期/岡山支部(岡山)。1981年1月14日生・44歳、162cm/45kg/AB型。
- 今期成績:勝率7.01/2連対率52.6%/平均ST0.15/出走114/優出8/V1。
レーススタイルの骨格(要点)
- インの規格:今期1コース1着73.0%/2連88.4%/3連92.3%で“まず本線”。平均ST0.12と踏み込みも安定。
- 三の決定力:今期3コース1着11.1%は控えめだが、“直近6カ月”では1着40.0%まで上昇(2連60.0%/3連69.2%)。=機力が出た節は3が刃に変わる。
- ナイターの上振れ:ナイター平均STは1=0.11/2=0.10。最終日2コース0.09など“要所の速発進”も確認できる。
1〜6コースの“いま”(今期)
- 1コース:1着73.0%/2連88.4%/3連92.3%/ST0.12(出走26)…絶対本線。逃げの信頼値はA1級。
- 2コース:1着40.0%/2連60.0%/3連75.0%/ST0.13(20)…差し・差し残しで相手本線。
- 3コース:1着11.1%/2連44.4%/3連77.7%/ST0.14(18)…今期の“頭”は控えめ。ただし直近6カ月は1着40.0%まで改善。
- 4コース:1着4.7%/2連47.6%/3連71.4%/ST0.15(21)…決定力<連動。2・3着の相手として有効。
- 5コース:1着15.3%/2連30.7%/3連61.5%/ST0.19(13)…ヒモ評価が現実的。
- 6コース:1着0.0%/2連18.7%/3連50.0%/ST0.19(16)…押さえまで。
女子戦・混合戦・SG/G1の“場所替え効果”
- 女子戦:1着率〔1=82.2%/2=48.0%/3=36.8%/4=17.2%/5=16.7%/6=0.0%〕、3連対率も1=97.8%と“内固定で鉄板”。=女子戦は内寄せが基本形。
- 混合戦:1着率〔1=71.4%/2=33.3%/3=22.2%…〕で、女子戦よりは外が重くなるが“1は十分買える”。
- SG/G1(サンプル小):1着率〔1=25.0%/2=25.0%/3=33.3%…〕、3連対では1=100%/2=66.7%/3=50.0%と「1軸」の堅さは維持。=上位戦は内寄せのシンプル構成が現実的。
直近リズム(過去3節ダイジェスト)
- 大村 G3・オールレディース(2025/09/27〜10/02):1着55.6%/2連88.9%/平均ST0.13。ドリーム2枠→1着、準優1枠→1着で優出。
- 児島 オールレディース(2025/09/08〜13):1着60.0%/2連70.0%/3連90.0%/平均ST0.13。優勝(優勝戦1枠)。
- 徳山 ヴィーナスS第12戦(2025/08/25〜30):1着60.0%/2・3連100%/平均ST0.14。シリーズ準V。
前づけ・進入傾向(買い目設計に関わるポイント)
- 直近表示では明確なゴリゴリ前づけ型ではなく“枠なり基調”。=番組想定が立てやすく、内番は素直に評価でOK。
強みと課題(データで整理)
- 強み
- インの規格外:女子戦はもちろん混合戦でも1の信頼が高い(今期1=1着73%/3連92.3%)。
- 三の伸びしろ:直近6カ月で1着40%。モーター噛み合い時は“3カド先攻め→まくり差し”で頭まで。
- 夜の速発進:ナイター1=0.11/2=0.10は上振れ材料。
- 課題
- 6コースの決定力不足(今期1着0%)——頭は基本切る判断がしやすい。
- 4・5の“頭”頻度——4=1着4.7%/5=15.3%。2・3着寄せが中心。
舟券フォーマット(実戦メモ)
- 女子戦:〔1=絶対本線/2=相手本線/3=妙味/4・5=相手/6=押さえ〕。
- 混合戦:〔1=本線/2=相手/3=相手本線(節の気配次第で頭まで)/4・5=ヒモ△/6=切りor押さえ〕。
- ナイター補正:1・2のSTが締まる→〔1-2軸厚め/1-3の往復〕で回収率が安定。
出場予定と展望
- 出場予定:芦屋 ヴィーナスS(10/10–15)→津 G1ダービー(10/21–26)。芦屋の女子戦=“1本線+3妙味”が基本。津のG1はサンプル上「1軸固定」がセオリーで、外枠は“連まで”が現実的ライン。