Boat-Practice

豊田 健士郎(とよだ・けんしろう)—“白の説得力+③の決定力”、外は連下で巧く拾う

選手プロフィール

  • 登録番号:4856/期:115期
  • 支部:三重(出身:三重)
  • 生年月日:1996年3月13日(29歳)168cm・54kg・O型
  • 期別成績(集計:2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.88/2連対率49.2%/平均ST0.14/出走128/優出5/優勝2

レーススタイルの輪郭(数字で読む)

  • イン(1コース)は“相手探し”に切り替えやすい堅さ1着74.6%(63)/2連87.3%/3連90.5%/ST0.14。今期は1着81.4%(27)まで上振れ。
  • ③コースの決定力1着30.2%(43)/2連53.5%/3連65.1%/ST0.13。握ってからまくり差しで“頭”を取り切るシーンが柱。
  • 外は“連下運用”が正解5コース=1着6.3%(48)・3連47.9%/6コース=1着2.7%(37)・3連16.2%。舟券は2・3着付け中心で精度を出したい。
  • ナイターの発進傾向:平均STは夜で2=0.13/3=0.13と内の踏み込みがやや締まるタイプ

コース別の現在地(直近1年ベース)

  • 1コース1着74.6%(63)/2連87.3%/3連90.5%/ST0.14逃げ本線。相手を絞って取りにいける枠。
  • 2コース1着23.8%(42)/2連52.4%/3連71.4%/ST0.14 → 刺しは“選別”。相手本線が軸。
  • 3コース1着30.2%(43)/2連53.5%/3連65.1%/ST0.13まくり差し決着で“頭”十分。買い増し候補。
  • 4コース1着14.6%(48)/2連41.7%/3連56.3%/ST0.14 → カド一撃は控えめ、連下厚めが機能。
  • 5コース1着6.3%(48)/2連29.2%/3連47.9%/ST0.143着寄りの配当要員。
  • 6コース1着2.7%(37)/2連8.1%/3連16.2%/ST0.15頭は切り、3連単は3着押さえが現実的。

グレード別の顔つき(一般戦 vs. SG/G1)

  • 一般戦:1コース1着77.8%(45)に加え、3コース1着45.8%(24)と“中枠の勝ち切り”が増える。4コース1着24.1%もまずまず。
  • SG/G1:1コース1着66.7%(18)/3連83.3%で白は上級の信頼。一方で3=1着10.5%(19)/4〜6=1着0.0%と“外頭”は強く絞るべき。買い目は「イン=頭本線/③=押さえの頭+連下厚め/外=連下中心」がセオリー。

直近の節間ハイライト(過去3節)

  • 桐生|第19回マンスリーBOATRACE杯(2025/8/24–29)1着45.5%/2連54.5%/3連63.6%/平均ST0.13選抜戦1枠1着で締め、シリーズを牽引。
  • 津|中京スポーツ納涼しぶき杯(2025/8/13–18)優勝1着50.0%/2連60.0%/3連80.0%/平均ST0.13。優勝戦4枠→1着(ST0.04)の“横綱押し切り”。
  • 三国|開設72周年 北陸艇王決戦(2025/7/31–8/5)1着22.2%/2連44.4%/3連66.7%/平均ST0.151枠×2勝と白で仕事。

強みと課題(総括)

  • 強み:①白の説得力(1コース1着74.6%/3連90.5%)、②③コースの決定力1着30.2%/2連53.5%)、③一般戦での中枠の勝ち切り3コース1着45.8%)。
  • 課題:④〜⑥枠の“頭”頻度(4=14.6%/5=6.3%/6=2.7%)。特にSG/G1の外頭はゼロ〜低水準のため、連下運用で役割を明確に。

舟券ヒント(実運用)

  • 1枠=頭本線/相手絞り(差し巧者&地元勢で絞るのが基本)。
  • 3枠=“押さえの頭”+連下厚めまくり差し決着を明確に想定)。
  • 2枠=相手本線(機力優勢・ナイターは頭まで)。
  • 4〜6枠=連下中心(特に5・6は3着寄りで配当上乗せ)。

出場予定と展望

この先は平和島G1(9/4–9)→鳴門G1(9/13–18)→宮島G1 ヤングダービー(9/23–28)→津(10/4–8)と上位戦が続行。インの取り切りで点を積み、③の決定力でシリーズの主導権を奪う——この“勝てる形”で秋競走も上位争いに絡むシナリオだ。

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