上野真之介:頂点を狙う“水上の覇気”(10月10日更新)
選手プロフィール
- 登録:4503/102期、佐賀支部・佐賀出身。1988年2月25日生・A1。期別成績:勝率7.83/2連対率55.2%/平均ST0.12/出走143/優出6/優勝1。
レーススタイルと進入傾向
- コース別・平均ST(直近1年):1=0.11/2=0.13/3=0.12/4=0.12/5=0.13/6=0.11。内と大外で速い踏み込み。ST順位も1・4コースで良化傾向。
- 前づけ傾向:枠なり強め。ただし6枠の可動域が広く「6枠→6コース76.6%/5=14.9%/4=6.4%/3=2.1%」。5枠→5コース82.5%(4へ10%スライドあり)。進入は“読める”部類。
1コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率84.1%、2連対率97.1%、3連対率98.6%。“全国級のイン鉄板”。迷わず本線。
2コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率26.1%、2連対率58.7%、3連対率71.7%。差し本線で“連は硬いが頭は約1/4”。買い目は2着本線がハマる。
3コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率32.6%、2連対率58.1%、3連対率76.7%。まくり差しの決定力が光るレンジ。頭も十分視野。
4コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率21.1%、2連対率36.8%、3連対率66.7%。“展開突き”で連下厚め。頭は中穴域。
5コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率9.8%、2連対率41.5%、3連対率68.3%。外からは“3着力”が魅力。配分は連下寄りで。
6コース進入時の特徴
- 直近1年:1着率5.3%、2連対率23.7%、3連対率39.5%。大外の頭は限定的。3着押さえが現実解。
直近3節の足色トピック
- 唐津「第26回 酒の聚楽太閤杯」(9/30〜10/5):“優勝”。シリーズ1着率60.0%、平均ST0.09。ドリーム→準優→優勝戦と1号艇で盤石に押し切り。
- 若松「西日本スポーツ杯」(9/22〜25):1着率57.1%、3連対率100%。初日イン逃げ→準優1着でV戦3着。機力・起こしとも高水準。
- 浜名湖「日本財団会長杯」(9/11〜16):“完全V”。全レース連対・優勝戦1コース押し切り。平均ST0.12で速攻完遂。
得意水面(場別の要点)
- 福岡:勝率7.83/複勝79.8%/3連79.8%/平均ST0.12。安定感抜群。
- 芦屋:8.14/67.9%/78.6%/0.11。伸びが出る静水面で強い。
- 唐津:7.73/63.1%/80.1%/0.12。地の利+先マイ再現性。
- 浜名湖:8.37/60.0%/80.0%/0.13。押し切り・差しの両輪で好相性。
- 住之江:7.50/51.1%/70.4%/0.11。ナイターでもスタート順が良好。
強みと課題(総括)
- 強み
- イン最強クラス:1コース1着84.1%、2連97.1%。節間の“絶対軸”。
- 3コースの決定力:1着32.6%・2連58.1%。配当を取りにいける分岐点。
- 進入の安定:1〜4枠は枠なり徹底。隊形が読みやすく舟券設計がしやすい。
- 課題
- 4〜6コースの“頭”頻度は抑えめ。外で取り切るには展示の伸び・起こしのキレが条件。
- 6枠の可動域は魅力だが、過信は禁物(6コースの頭5.3%)。
こんな買い方がハマる
- 1コース:頭固定が基本。相手は“攻撃力×連対力”で3→2→4の順に厚め。
- 2コース:差し届かずの2着本線。フォーメは1–2、2–1–3/4が組みやすい。
- 3コース:頭も視野の主戦場。1–3/3–1を軸に4・5を広めに。
- 5・6コース:基本は連下・3着押さえ。6枠で内スライドが見えた日は評価一段上げ。
今後の展望とまとめ
9月の浜名湖“完全V”、若松準V争い、10月頭の唐津“優勝”と、秋口にかけてフォームと機力が合致。出場予定には10/21〜26「津・ダービー」などビッグも並び、内枠の取り切りと3コースの決定力で引き続き主役級の出番が多いはず。買い手は「イン=絶対軸」「3=攻めの分岐」「外=展示次第」の基本形で回収を積み上げたい。