山田 祐也(やまだ・ゆうや)—“イン堅守+②・⑥の上振れ”、いま買いどころの徳島ファイター
選手プロフィール
- 登録番号:4757/期:112期
- 支部:徳島(出身:高知)
- 生年月日:1989年7月6日(36歳)/170cm・54kg・A型
- 期別成績(集計:2024/11/01〜2025/04/30):勝率6.60/2連対率45.5%/平均ST0.14/出走134/優出2/優勝0。
レーススタイルや傾向(データで読む)
まず柱はインの強さ。直近1年の1コース1着率76.7%(60本)/2連対率85.0%/3連対率91.7%は、A1上位の“取りこぼしにくさ”。平均STも1コース0.13と締まっており、スタートで主導権を握る形が多い。加えて近況の注目は2コースと6コースの上振れ。直近3カ月で2コース1着45.5%(11本)、6コース1着27.3%(11本)と、内の差し・大外の一撃が同時に伸びているのが面白いポイントです。
1コース進入時の特徴
- 直近1年:1着76.7%(60)/2連85.0%/3連91.7%/ST0.13。
→ 結論:「逃げ本線」。番組的にも信頼を置ける軸。
2コース進入時の特徴
- 直近1年:1着18.6%(43)/2連58.1%/3連69.8%/ST0.15。
- 直近3カ月:1着45.5%(11)/2連81.8%/3連90.9%と明確に上昇。
→ 結論:差し決定力が上向き。相手本線〜“頭”まで強気に構えられるタイミング。
3コース進入時の特徴
- 直近1年:1着12.5%(48)/2連41.7%/3連64.6%/ST0.14。
→ 結論:頭頻度は控えめ。連下寄りで評価するのが現実的。
4コース進入時の特徴
- 直近1年:1着15.9%(44)/2連40.9%/3連63.6%/ST0.14。
- 直近3カ月の平均ST0.12は鋭い。
→ 結論:カドの仕掛けで“連対ゾーン”は確保しやすい。2・3着付け中心がハマる。
5コース進入時の特徴
- 直近1年:1着13.2%(53)/2連35.9%/3連54.7%/ST0.14。
→ 結論:展開待ちの色。連下・3着厚めで配当取りに。
6コース進入時の特徴
- 直近1年:1着8.1%(37)/2連29.7%/3連43.2%/ST0.13。
- 直近3カ月:1着27.3%(11)/2連45.5%、平均ST0.11と切れ味抜群。
→ 結論:通常は“押さえ”だが、直近は穴の主役になり得る。展開合致で“頭”まで。
大舞台(SG/G1)の顔つき
- 1コース:1着50.0%(18)/2連66.7%/3連83.3%でインは十分買える。
- 外は慎重に。2コース1着0.0%(17)、3コース10.5%(19)、4コース21.1%(19)、5コース4.6%(22)、6コース0.0%(20)。
→ 結論:グレードが上がるほど「イン=頭本線」「外=連下中心」が基本戦略。
直近の節間ハイライト(過去3節)
- 鳴門「第56回渦王杯」(2025/8/4–9):1着率50.0%・2連70.0%・3連80.0%・平均ST0.10。ドリーム1枠→準優1枠を含め白星量産、優勝戦は1号艇6着。
- 児島「BTS岡山わけ開設4周年」(2025/7/24–29):1着36.4%・平均ST0.16。3枠0.02発進で1着など、攻めの姿勢が光る。
- 常滑「企業杯」(2025/7/15–20):1着30.0%・2連70.0%・平均ST0.15。1枠逃げと6枠まくり差しで勝ち星。
強みと課題(総括)
- 強み:
① インの説得力(1コース直近1年:1着76.7%/3連91.7%)、② 近況の②・⑥コース上振れ(直近3カ月:2=1着45.5%、6=1着27.3%/ST0.11)、③ 全体にSTが整っている(直近1年:1=0.13、6=0.13)。 - 課題:
SG/G1では外の“頭”が低率(2=0.0%、5=4.6%、6=0.0%など)。大舞台での決定力底上げがテーマ。
今後の展望と出場予定
この先は若松SG 第71回メモリアル(8/26–31)→三国 一般(9/4–9)→鳴門G1 大渦大賞(9/13–18)→多摩川G1 ウェイキーカップ(9/29–10/4)と大舞台が続く。買い方は、
- 1枠=頭本線(相手は差し巧者中心に絞る)
- 2枠=頭も視野(直近上昇、刺し決着を厚め)
- 6枠=配当妙味の“穴”(スタート決めて展開嵌れば一撃)
で攻めたい。直近の勢いをG1・SGにどう繋げるか、シリーズ序盤のSTと1号艇の取り切りがカギ。